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2022/12/10(土)
【おのころ心平】「わたし」の主成分は?
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おはようございます。
おのころ心平です。
僕の尊敬する
上野圭一先生は、
世界の統合医療を牽引する
かのアンドルー・ワイル博士の
著書の翻訳家として有名です。
先生は、翻訳家の先生らしく、
「わたし」の主成分は
「ことば」である
と、おっしゃるのです。
※ ※ ※
「わたしの主成分は、ことば」?
一見、よくわかりませんね。
・・・ふーむ。
でも、わたしを、
わたしというのも言葉で表現するし、
僕には「おのころ心平」
という名前があり、
その名前にふさわしい行動を、
わたしは取ろうとする。
※ ※ ※
たとえば、
糖尿病だと診断されると、
その日から糖尿病患者となり、
また、
自分は貧乏だと思えば、
貧乏らしくふるまってしまう。
人は、
言葉で思考するもの。
言葉は思考をつくり、
思考はその人をつくり、
やがて、その人のカラダに
抜き差しならぬお馴染みの
パターンを染み込ませてゆきます。
※ ※ ※
上野先生は、
言葉で「自分」を規定し、
自分の存在のフィールドを
固めていくのだ、
とおっしゃっていましたが、
先生とご一緒した
トークセッションで、
僕は上野先生に、
こうきいてみました。
「自分を表現する
言葉を豊かにすると、
自分の存在も豊かになる
ということですか?」
「そう、その通りなんだよ!」
※ ※ ※
私たちは、たくさんの
情報に囲まれて暮らしていますが、
90%以上は、右から左へ
頭を通過するのだそうです。
そんな表層的な
言葉で自分を表現していると、
やっぱり表層的な
自分にしかなれない・・・。
カラダの芯まで
染み込む言葉って、
ほんとうに貴重なんですね。
自分を、
自分の言葉で語るということ。
言葉を多彩に知り、
日常にちりばめてゆくことで
あなたの人生とカラダとを
豊かにしていく方法を
お届けしたいと思っています。
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「信頼されるコミュニケーション・7つの鍵」
https://www.personalhealth.jp/sp/OCT/DAN_19800.php
―おのころ心平
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◎編集後記
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私たちは身の回りの影響を
受けやすいですが、そう考えると、
自分の言葉は自分が一番近くで
聞いているので、影響も大きいですよね。
人を変えるのは難しいですけど、
自分の言葉は今すぐにでも変えられる。
ぜひ、今日から
意識してみてくださいね^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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