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2022/09/14(水)

【川畑のぶこ】Q.「進歩」するってどういうことなのでしょうか…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をシェアします。

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Q.「進歩」するってどういうことなのでしょうか…

私はこれまで、自分の習い事について
疑問を抱いてきました。

独身の頃は、母親が勧めたものを習っては
中途半端な資格を取って、飽きては辞める。

結婚してからも、
数え切れないほどの習い事をして、
資格を取ったり取らなかったりするものの、
どれも飽きては辞める。
その繰り返しをしてきました。

母親からは、小さい頃から習い事だけでなく、
家ではマナー本や
食事の戴き方のビデオテープも渡され、
素直にそれらを受け取り学んでいました。

母親から勧められた習い事、
結婚してから自分で選んだ習い事、
どれも最初は大好きでした。

ですが、日が経つにつれて段々億劫になり
飽きてしまうのです。

そんな自分に疑問を抱きつつも、
その繰り返しを続けていました。

ある時、新しい習い事の教材を見た時
「もう自分を解放してあげなさい。」と、
どこからかそんな言葉が出てきました。

ハッと思った私は「もういいんだ…。」と、
ホッとして、すぐに退会届を出しました。

ですが、数ヶ月すると
また別の習い事をしていたのです。

それから程なくして、
やましたひでこ先生イベントの
トークショーに伺った時、
きっと何か得られるものが
あるのではないかと思っていたら、
それから1ヶ月後のある日、
突然「欠乏感」と言葉が出てきたのです。

またハッとしましたが、ようやく涙しながら
納得する事が出来ました。

母はよく「人間は進歩する生き物だから、
マミちゃんも進歩しないとダメよ。」
そう言っていました。

結婚式の両親への花束贈呈の時でさえ、
母は私に

「人間は進歩する生き物だから、
 マミちゃんも進歩するのよ。」

と、私は自分の頬をつたっていた、
感謝の涙が引っ込んでいったのを
覚えています。

長年「欠乏感」に支配されていた私は今、
「脱力感」のようなものを感じています。

母の言う「進歩」ではなく、
私としての「進歩」をするには
どうすれば良いのでしょうか。

どうぞよろしくお願い致します。

【マミ・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

「常に進歩しなければいけない」という
強迫観念にかられていたマミさんなのですね。

そして、その進歩とは
あくまでも母親や誰かからみての
進歩だったと気づかれたとのこと。

そんな呪縛によって、結果的に
常に「今のままでは足りない」という
欠乏感を生み出してしまい、今の自分を
受け入れられなくなってしまったのですね。

進歩しないとダメ
=あなたは進歩していないからダメと。

「母のいう進歩でなく私なりの進歩」
というポイントにマミさんが至ることが
できたのは、
とても素晴らしいことだと思います。

これからはマミさんにとっての進歩を
大切にされると同時に、
常にそこに無い何かを求めるのではなく、
ぜひ、今この瞬間に目の前に
展開されていることを十全に
たのしむことも大切にされてみてください。

今、ここに集中していること自体が
すでにすばらしい進歩です。

禅僧のティク・ナット・ハンは

「幸せへの道はない。
 幸せとは道そのものなのだから。」
 [ There is no way to happiness.
 Happiness is the way. ]

と説いています。

進歩というと、進んだ先で得られる何か
に注意があるかもしれませんが、
進み歩むその行程そのものが
大事ということを教えているのです。

資格や習い事というのは客観的に見て
達成したことがわかりやすい何かであり、
ラベリングしやすいものだと思います。

取得した資格が日常や仕事などに
役立つなら大いに結構ですが、
資格取得自体が幸せにつながるか
というと必ずしもそうではありません。

マミさんが、資格や習い事は飽きるけど、
また次に手を出してしまうというのも、
得られる結果そのものよりも、
結果に向かってなにかに取り組む
プロセス自体に喜びを感じているから
ではないでしょうか?

そうであれば、ラベリングできる何かを
獲得することにこだわらず、生きる道程
そのものをじっくり味わい歩むのも良い、
と許可を与えてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら、そのような気づきそのものが、
母親のそれとは異なる、マミさんなりの
進歩なのかもしれません。

– 川畑のぶこ

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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