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2022/06/25(土)
【おのころ心平】低気圧が近づくと頭痛や関節痛。
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おはようございます。
おのころ心平です。
梅雨の季節。
気圧の変化の激しい時期でもあります。
低気圧が近づくと、
頭痛や関節痛を感じる方がいますが、
今日は、そのしくみについて
考えてみましょう。
※※ ※
低気圧が接近すると、
「上昇気流」が生まれます。
低気圧だから、下降気流で
ぐっと気圧のプレッシャーが
地表にかかるようなイメージがありますが、
逆なんです。
上へと空気が引っ張られ、
地表近くの空気は薄くなります。
空気がぼわーんと膨張するのです。
空気が薄くなると、
高山病みたいに、それだけで、
だるくなる人もいるのですが、
それ以上に、
ふだんの空気の圧力が弱くなるせいで、
カラダにかかっている空気圧の力が、
ふわっと抜けてしまってその圧力が弱くなり、
いわば、つっかえ棒がなくなった状態で、
カラダの内側から、膨満してしまうのです。
※※ ※
それで、
腸管も、リンパ管も、血管も膨張し、
ガスが溜まったり、
むくんでだるくなったり、
肥厚した血管が
頭蓋骨内で神経を圧迫して
頭痛が起こりやすくなるのです。
これはいわば、
ふだん頑張ってる人が
はしごを外されたように
肩透かしにあう状態。
そう、
ふだんプレッシャーに負けずに
がまんしている人の方が、
低気圧に弱いということなのです。
※※ ※
ふだんあなたの輪郭をかたどっている
外気というプレッシャーが弱まる結果、
あなたは、あなたの輪郭を保てない・・・。
これをココロの面でまとめて言えば、
1.ふだん、環境に合わせすぎている
2.硬直化した特定の人間関係に
縛られている
3.「はいじゃあ、自由にどうぞー」
と言われたとき、
自分をどう保ってよいかわからない。。。
気圧の変化というのは、
まさしく、あなたをとりまく環境の変化を
象徴しているというわけです。
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間中亜衣
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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