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2022/04/11(月)
【やましたひでこ】季節を取り込む
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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
4月11日月曜日
<旧暦弥生十一日>
晩春
春は、どうあっても、
桜とともに始まり、
桜ともに終わってしまう。
それが、私たち日本人の
季節感なのでしょうね。
季節の移ろいを愛でる
精神性に恵まれた私たち。
けれど、残念なことに、
それを発揮することは、どうにも
苦手になってしまったようです。
イベント志向、いえ、嗜好というのか、
この頃は、たとえば、
あのバレンタインのチョコレートとか、
かのハロウィンの騒ぎのように。
季節行事が、イベントに
とって変わられているような。
さあ、あなたの住空間に
季節を取り込みましょうか。
でも、その前に、やはり断捨離ですね。
季節の変化を「忘れた証拠品」がないか
点検をしていきますよ。
そう、断捨離の姿勢は、これ。
何か素敵なものを「足し算」する前に、
すでに残念となってしまったものを
「引き算」することを先に。
驚くかもしれませんが、
やましたが「ウチ、“断捨離”しました!」
で訪問する現場では、
以下、よくよく遭遇することです。
この季節になっても、クリスマスリースが
壁に掛かったまま、というのは序の口で
驚くにはあたらないのです。
だって、クリスマスツリーだって、
室内の片隅に突っ立ったままの
場合だってよくあるのですから。
クリスマスもイベントであって、
季節を愛でるのと趣(おもむき)は違う。
イベントも過ぎてしまえば、その関連グッズ
はあっさりと放置されてしまう、いえ、
放置してしまうのが私たちの習い性。
私たちは、
どこまでも始末をつけることが苦手で、
目先のことに目移りしてしまうもの。
はい、私やましたひでこも
その例外ではなく、
偉そうなことは言えませんが。
だからこそ、断捨離を日常の営みとして
自分自身への課題としているのですね。
空間は時間の変化によって、
その機能も役割も変わる。
空間は時間と一体であり、つねに
その性質は変化している。
この「時空間」が、
断捨離のやましたひでこが
もっとも大切している概念。
時間とは、すなわち、変化。
さあ、変化を受け入れ、
変化を愉しんで行きましょうよ。
さあ、変化を愉しんで、
変化を活かして行きましょうよ。
そのために、まずは、
季節感を大事にすることから。
春には春のしつらえ。
早春には早春の、
仲春には仲春の、
晩春には晩春の、
それぞれのしつらえを。
そうすれば、あなたの住空間の断捨離は、
さらにさらに洗練されたそれになるに
違いないですね。
ああ、その前に、断捨離で空間の余地・余白
をたっぷりと取り戻す必要があることは、
言うまでもありませんよね。
有難うございます。
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の舞台が
用意されますことを。
やましたひでこ
ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
Instagram ID:dansharihideko
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◎編集後記
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私は空間の雰囲気に
すぐに飽きてしまうので
度々家具の配置変えをするのですが、
季節に合わせた模様替えはより
気分が一新できて、とても楽しいです。
ラグを変えたり、絵を変えたり…
もし、まだ住空間が
春の装いになっていないのなら、
ぜひ、模様替えに
挑戦してみてくださいね^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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