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2022/04/06(水)

【川畑のぶこ】Q.子育てをしながら働くことに疲れています…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアします。

————————————

Q.子育てをしながら働くことに疲れています…

こんにちは。
メルマガ、拝読させて頂いております。

相談なのですが、現在もうすぐ2年生と
年中さんになる2人の子供を育てながら、
パートとして働いております。

もともと人間関係が得意ではないので、最初
はかなり苦痛を伴いながら働いてきました。

最近は自己肯定感を高める事や
人間関係を無理しすぎない、など色々
自分なりに考えながら過ごしてきました。

やっと仕事場での人間関係は無理しすぎず、
まず仕事をきちんとやる!というスタンスで
職場での関係や過ごす事も少し慣れてきた
と思います(ちなみに3年目)

ただ、近い職場や行事などでは休みを貰って
いる事をなどでありがたいとは思いながら
も、週5で働いており、時々辞めたい、
もう少し余裕のある働き方をしたい…
という思いが湧いてきます。

特に下の子が時々登園拒否をして、その事で
休んだりしたりで…気持ちが落ち込みます。
育て方が悪いのかな…とも思います。

せっかく慣れてきたし、結局子供が居ての
働く場所などは本当に限られているし、
生活費はいるので…無理か…
とはなりますが、悲しい気持ちにもなります。

今まで私がちゃんと決めてこなかったから、
今こんな事になっているのだな…とか。

若い時にうつ病も患っています。

大分マシになってきたようにも感じながら、
時々なんでもっと楽に生きられないのか、
なんて気持ちにもなります…

こんな私に何かアドバイスを頂けると
ありがたいです…。

【悩みママ・30代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

まだ手のかかる、2人の子育てをしながら、
週5日働いていらっしゃるのですね。

がんばり屋で誠実な悩みママさんの姿が
見えます。

以前はうつ病も患っていたけれども、
最近は人間関係を無理しないように
コントロールし、以前よりも
マシになってきたとのこと。

完璧を目指したらキリのない私達ですが、
このような少しずつの変化が起こせている
こと自体がとてもすばらしいことである
という認識を持っていただきたいですし、
そのように変化を起こしてきたご自身を
まずはきちんと称えてあげてください。

また、ご自身を大切にする(決して甘やかし
ているわけではなく)実践ができているから
こそ、今の働き方に関しても惰性で続けるの
ではなく、このように振り返る時間を持てて
いることと思います。

悩みママさんは、家計と育児のバランスに
ついて、ご主人とはご相談されていますか?

無論、生活費は稼げたに越したことはありま
せんが、心身を蝕んでまで稼ぎを優先する
のは不健全ですし、いつか破綻します。

下のお子さんが今、年中とのことですが、
年長や小学生になる頃には多くのことを
自分でできるようになり、今ほど
手がかからなくなるでしょう。

もちろん、そこまでがんばるというのも
ひとつかもしれませんが、理想的には、
そこまでもう少し時間的なゆとりを
持てないか、家計の状態を俎上に
載せて、ご主人と相談してみては
いかがでしょうか。

たとえば、今週5日働いているのを3-4日に
すると考えると肩の荷が降りるでしょうか?

その収入で当面回すことができないか、
話し合いをしてみてください。

私達は漠然と不安を抱き、漠然と「より多く
稼がねば」と自身を駆り立てていることが多
いです。

実際は、1年くらいなら、
そこまで稼がなくてもなんとか家計を
回していけるので、育児を優先し、
子どもの手がかからなくなってから
取り戻せば大丈夫というケースもあります。

同時に、サポートの拡充も
検討してみてください。

子どもが病気になったときなどは、親が
対応できたに越したことはありませんが、
悩みママさん以外でも対応できる人の
リストがあると安心です。

あらかじめ、親族や病児保育サービスなどと
連携しておければ理想的です。

子どもを育てながら働ける場所は限られる
というのはそのとおりかもしれませんが、
しばらくは限られていても
そのような環境があることに感謝しながら
対応し、子どものある程度の自立をまって
職場のオプションもより好待遇なものに
広げていけばよいではないでしょうか。

ずっとこのままの状態が
続くわけではありません。

日々お子さんの成長に驚かされることがある
ように、悩みママさんの人生そのものも
ひと所に留まることなく、必要に応じて
変化していくということを信頼してください。

子どもに物理的に手のかかる時期は、
気がつくと去ってしまいますから、
今この瞬間のお子さんとの時間を
どうか大切にされますように。

育児、楽しみながらがんばってくださいね!

– 川畑のぶこ

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講師:川畑のぶこ
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※こちらは川畑のぶこカウンセリングオフィス様の主催です

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◎編集後記
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今あなたが抱えている悩みを
断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
相談してみませんか?

一人で悩んでいると、
どんどん深みにはまっていきます。
誰にも打ち明けられない悩みを
打ち明けることで、心が
ラクになることもあります。

お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。

川畑のぶこへの質問・ご相談はこちらから

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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