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2022/02/04(金)

【小松易】片づけとの“いい距離感”の取り方

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。

かたづけ士の小松易です。

前回のメルマガで
「片づけ上手な人は、
モノとの距離感のとり方が絶妙」
という話をさせていただきました。

さて、今回のメルマガでは
「片づけとの距離感」の話を
させていただきたいと思います。

以前、メンタルダイエットコーチの
小林一行さんと、あるイベントで
ご一緒させていただいたとき、

「食べることと『いい距離』をとる」

という素晴らしい言葉を
教えていただきました。

ダイエットが極端にいくと
食べることが「ダメなこと」と
なってしまい「拒食」になる。

また、拒食の人は、過食へと極端に
いくこともあるそうです。

だから、ダイエットで気をつけることは
食べることと「いい距離」をとること
なのだそうです。

この話を聞いて、
片づけとはどんな「距離感」で向き合うのが
いいのだろうか、と考えました。

以前、ある地方で新入社員向けの
「片づけ研修」の講師を務めたときのこと。

研修の冒頭で、
こんな質問をしました。

——–
質問:「  」に言葉を
自由に入れてください。

私にとって、片づけとは
「      」である。
——–

80名近い参加者の中で
ある社員の回答が目を引きました

片づけとは「敵」である。

男性社員のその答えに
思わず理由を尋ねました。

彼曰く、片づけは
「できれば避けたい相手」
なのだそうです。

苦手意識があるものは
確かに避けて通りたいですし、
できれば自分から遠ざけておきたい。

新入社員であるその男性の
とても素直な回答に
私も思わず納得しました。

そして、4時間の研修中に
「敵」が「味方」に…
までは変わらないにしても
できれば「挨拶が交わせる相手」
くらいにはなってほしいと思いました。

「片づけを好きになるには
 どうしたらよいですか?」

という質問をいただくことが
よくあります。

そんなときは、
「無理に好きになろうと
しなくていいですよ」

と答えるようにしています。

嫌いだった人を
急に好きになるのが難しいように、
嫌いな片づけを突如好きになるというのも
不自然で難しいはずです。

片づけと「いい距離をとろう」
と思ったら、何から始めたらよいでしょうか?

その第一歩は人間関係と同じで
「挨拶ができる関係」から。

一日の始まりに
「おはようございます」。

一日の終わりに「お疲れ様でした」、
あるいは、「さようなら」。

なにか1つのアイテムを決めて
一日の始まりにモノを出したら、
必ず一日の終わりにそのモノをしまう。

あたかも誰かに挨拶するように
たった1つの片づけ習慣を
始めてみましょう。

ポイントは「あれもこれも」
ではなく、「あれかこれか」。

たった1つのアイテムに
絞ることが大切です。

それが、ボールペンかもしれないし、
カバンかもしれません。

できればこれまで「何気なく」
扱ってきたものがよいでしょう。

とにかくその相手と1日2回
挨拶を交わすように
お付き合いを開始してみては
いかがでしょうか。

期間はひとまず3週間(21日間)。

キチンと扱わないと
ちょっと気持ち悪いという
感覚が芽生えたときがいよいよ
「よい付き合い」=「習慣化」
し始めた証拠です。

気がついたら、あなたにとって
片づけが「敵」から「よい友」に
なっていることを祈っています。

いつもあなたを応援しています!

小松易

★【しごとの原点は、父】
これまであまり話さなかった父のことや
「スッキリ・ラボ」誕生秘話など、
3枚の写真で、この16年間を振り返りました。
ちょっと長めの動画ですので、
ご興味ある個所だけでも
ご覧いただければうれしいです。

JCO版私の履歴書【お正月特番】
038 スッキリ・ラボ 小松 易
https://www.youtube.com/watch?v=sEL5NmZfeBw&t=14s

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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「挨拶ができる関係」

とてもわかりやすい表現ですね!

いきなり親友になることは難しくても
挨拶くらいならできる気がしますよね。

苦手意識のあることに取り組む際は
ぜひ、このお話を思い出して
実践してみてください^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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