ホーム / 【川畑のぶこ】生の音楽や芸術を楽しむ
2022/01/05(水)
【川畑のぶこ】生の音楽や芸術を楽しむ
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
今日は、みなさまからのご相談をお休みし、
川畑のぶこの所感をお伝えします。
* * * * *
みなさま
2022年あけましておめでとうございます。
東京は元旦以来、晴れやかな日が続いており、
清々しいお正月となっております。
みなさま新しい年の始まりはどのように
お過ごしでしょうか。
今年もコロナ禍でまだ先が読めない年ですが、
大変な中にもみなさんそれぞれに変化への
適応のしかたを見出していることを願って
おります。
私の年末年始はといえば、歌三昧となって
おります。
息子がこの冬に英語歌唱コンクールに出場し、
ソロとグループの部の両方で想定外の快進撃を
遂げました(そのために年末年始の
スケジュールがすっかりひっくり返って
しまったのですが…汗)。
ソロは関東エリア本選進出を、そして
グループはついに全国大会出場を決め、
来週の全国大会に向け年末年始は練習に
追われています。
そんなわけで、日本のお正月はしめやかに
厳かに迎える傾向がある中、我が家には
にぎやかな歌声が響いております。
それにしても、この2年間でソーシャル
ディスタンスやリモートに慣れきって
しまった今、改めて生の歌声や合唱の
パワーに圧倒されています。
とりわけ、もともとバラバラで
まとまりのなかった子たちが、1ヶ月で
心をひとつにして、体全体を楽器にして
奏でるハーモニーには心打たれるものが
あり、昨年一年分の心の澱が一気に
浄化されるような感覚がありました。
職業上、日頃から人を癒やすことへは
最大の関心を抱いているつもりですが、
この数週間は音楽のちから、とりわけ
生声や生音による癒やし効果を改めて
痛感しています。
昔は日常的に自然と触れられていたものに
近年「○○療法」(たとえば園芸療法とか
アニマルセラピーとか芸術療法など)と
名がつくのはどことなく寂しさを感じ、
音楽療法も同様でしたが、外に出て人と
触れ合う機会が制限される今、健康への
必要性としてそれらが療法として唱え
られることの重要性を感じています。
音楽には不安やストレスを軽減する
効果がさまざまな研究により認められて
いますが、音を介して社会的なつながりが
感じられることは大きな恩恵ではないで
しょうか。
もちろん、デジタルやリモートでも
それなりの効果はまちがいなくあるで
しょうが、生の音のバイブレーションを
浴びる体験、同じホール内で音と心が
互いに響き合う事象は何にも替えがたい
ものがあります。
最近は、劇場やコンサートホールも
感染対策にも万全を期すようになって
います。
私達がその時点でのできる限りを
尽くしたのなら、あとは存分に芸術や
交流を楽しみたいものですね。
私も、昨年は息子と一緒に複数回
ミュージカルや音楽コンサートにも
でかけました。
細胞一つ一つまで響きが届き、仕事の
疲れも一気にリフレッシュさせて
明日への活力を与えてくれるのを
感じています。
来週は頭のてっぺんからつま先まで、
子どもたちの響きを行き渡らせ今年の
活力としたいと思います。
みなさんもぜひ、健康に必要不可欠な
ものとしての生の音楽や芸術を楽しむ
ことを提案させていただきたいと思います。
2022年がみなさんに多くの笑顔を
もたらしてくれますように!
– 川畑のぶこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
コロナ禍前は、
私もよく舞台やミュージカルを
観に行ったり、美術館などにも
出かけていましたが、
ここ2年はすっかりその機会が
なくなっていました。
ちょうど気になる舞台もあるので
久しぶりに観にいきたいと思います。
もしあなたも最近、音楽や芸術に
ふれていないなぁと感じたのなら、
ぜひ、出かけてみてはいかがでしょうか^^
* * * * *
今あなたが抱えている悩みを
断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
相談してみませんか?
一人で悩んでいると、
どんどん深みにはまっていきます。
誰にも打ち明けられない悩みを
打ち明けることで、心が
ラクになることもあります。
お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。
間中亜衣
この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
執筆者一覧
最近の投稿