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2021/12/18(土)
【おのころ心平】インナーチャイルドとカラダ。
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おはようございます。
おのころ心平です。
僕は、ココロとカラダのつながりを
読み解くカウンセリングを
長年やってきましたので、
特に、カラダの臓器や症状に、
インナーチャイルドの影が
どう影響をしているのを、
追いかけてきました。
まず注目したのは、
・扁桃腺(へんとうせん)、
・盲腸(もうちょう)、
・脾臓(ひぞう)、
これらは、異常にはれて
しまったりした時には、
手術で切除もされてしまう器官たちですが、
共通点は、免疫組織だということ。
免疫細胞達が活躍するこれらの器官に
子どもの頃の封印された感情が
宿っていることが多いことを感じてきました。
※ ※ ※
次に骨盤です。
骨盤は、実際、
胎児を抱えていた場所ですから、
インナーチャイルド(幼少期の記憶、感傷)
の影響が生じやすい場所のひとつです。
僕のこれまでのカウンセリングでは、
骨盤がずれやすかったり、
違和感や痛みを感じる人は、
大きな声や大きな音に敏感に
反応しやすい人が多かったです。
幼少期、とくに5~6歳のころは、
聴く力を伸ばす時期ですが、
この時期に、親の怒鳴り声で
怖い思いが多かったり、
逆に、マンション、アパート暮らしで、
親に「静かにしなさい」と
やたらと言われたりして育つと、
音=恐怖
でカラダに伝導して、
骨盤に力が入ってしまいやすくなるのです。
※ ※ ※
そして、胸腺。
ここは免疫中枢です。
Tリンパ球たちを教育し、
立派に働く免疫細胞に育て上げる場所で、
なので、子供の頃、大きく発達し、
大人よりも大きくなるのですが、
そこで、ちょっと、
まさに胸が痛む切ないデータがあります。
それは、法医学で最近
分かってきたことですが、
親や同居者からの虐待で死亡した子供たちの、
半数近くで、胸腺が萎縮していたという事実です。
虐待までは行かずとも、
子ども時代に受けるココロの傷は、
まさに胸のど真ん中、胸腺を縮ませる、
ということ。
ぐーんというカーブ曲線で
発達が必要な時期に、逆に、
萎縮してしまうことは、
いったいどんな作用を
大人になった私たちにもたらすのでしょうか。
※ ※ ※
胸腺の発達と、免疫機能と、
インナーチャイルド…
おのころ独自の考察と、
「癒しの瞑想」ヒーリングを
お送りしたいと思います。
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―おのころ心平
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◎編集後記
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大人になっても、
幼少期のさまざまな経験が
良くも悪くもココロやカラダに
ずっと影響を及ぼしているようです。
なかなか自分では
気付きにくいことかもしれませんが
もし、これが今の自分を苦しめる原因に
なっているのなら癒してあげたいですね*
間中亜衣
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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