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2021/12/08(水)

【川畑のぶこ】Q.収入源が定まらず不安です…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアします。

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Q.収入源が定まらず不安です…

川畑先生こんにちは。

いつもメルマガ楽しく
読ませていただいてます。

私の悩みは収入源が定まらないことです。

好きなもので食べていきたいとは
思っているのですが、スペシャルな
ものがなく、だんだん体力もなくなり
これからどうなるんだろうと不安です。

56歳シング定職なし一人暮らし。
家もない、財産もない、ただ健康なので
今は派遣で働いています。

数年前から派遣も短いものばかりになり
1年に1度失業保険のお世話になる感じに
なってます。

これからの収入のことを考えると
60代からパートになってしまうと思うと
生活保護より低い状態に、、、

そうならないようにいろいろ資格や
インストラクターになろうとコースを
受けてみたりと手を出すのですが
どれ1つうまくいってません。

断捨離で思考整理と思うんですが
肝心なものは何ヶ月たってもあまり見えず
今たどりついたのは体をほぐすことでした。

仕事がないので半分引きこもり状態になってて、
自営業も考えなくちゃいけないのかなあと
思うこの頃です。

働き方のチェンジの時、不安な気持ちを
持ちながら生きています。

よろしくお願い申し上げます。

【たまちゃん・50代・女性・無職】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

好きなこと(スペシャルなこと)と
食べていくことのバランス、
収入源が定まらずに、今後生活が
できなくなってしまうのではないかと
悩んでいらっしゃるたまちゃんさんなのですね。

ただ、これまでそれなりにバランスを
とりながら過ごしてこられてきた様ですので、
それは素晴らしいことではないでしょうか。

私たちのニーズは時間の経過とともに
変わるものです。

若い頃は、後先考えずに情熱と勢いで
ものごとを推し進めるエネルギーが
湧いてきますが、歳を重ねるごとに、
体力や気力が低下することは
自然なことです。

たまちゃんさんは、ここにきて、軌道修正の
必要性を感じていらっしゃることと思います。

好きなこと(スペシャルなこと)を求めて、
次々と職を変えながら、あるいは気力や体力
を使いながら人生を刺激的に渡り歩く
生き方よりも、さほど変化に富んでいなくとも、
安定した収入を得て、安心感を抱きながら
過ごしたいと感じていらっしゃるのでは
ないでしょうか。

ただ、同時に、「それでいいのか?」と
疑問も抱いておられる。

ぜひ、「それでいいんだよ」と
ご自身に答えてあげてください。

変化を受け入れ、適応していくことは
私たちに必要な智慧です。

不安は大切な変化を起こすための
サインの役割も果たします。

現代は、50代、60代でも、さまざまな
就労支援を得ながら、必ずしも体力的に
負荷のかからない仕事で、定期的に
収入が得られる仕事を探すことは可能です。

もちろん、新たな仕事からスペシャルなもの
が得られないとも限りませんが、
それらは仕事以外で得ても良いわけです。

すべてを仕事で完結する必要はありません。

たまちゃんさんが人生に幸せを
見いだすものはどこにあるでしょうか?

それは職場でしか得られないものでしょうか?

きっとそうではないはず。

幸せの種は人生に散りばめられています。

仕事の一部にもそれらは存在するでしょうし、
仕事以外にもたくさん存在します。

仕事の枠に収めようとせず、
幸せの庭を広げて、たまちゃんさんの
スペシャルな種に水やりをしてください。

もしかしたら、スペシャルなものは、
案外日常のささやかなことに存在する
かもしれませんし、これまでそのことに
気づかなかっただけかもしれません。

– 川畑のぶこ

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◎編集後記
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今あなたが抱えている悩みを
断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
相談してみませんか?

一人で悩んでいると、
どんどん深みにはまっていきます。
誰にも打ち明けられない悩みを
打ち明けることで、心が
ラクになることもあります。

お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。

川畑のぶこへの質問・ご相談はこちらから

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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