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2021/11/15(月)

【やましたひでこ】蘇らせる

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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

11月15日、月曜日。
<旧暦神無月十一日>

立冬が過ぎて、冬も本番。

日の暮れる時間も駆け足のごとく早くなり、
なんだかせかされているような気にもなる。

そんな時は、必ずと言っていいほど、
机の上が締め切り間近の原稿でいっぱい。

追いつかない仕事と、
追いつかない片づけ。

早い締め切りと、
早い日暮れに、

ひとり相撲のごとく、勝手に
焦りを感じてしまっているのでしょうね。

なぜなら、誰も私に
原稿の早い締め切りを迫ってこないし、
日没が早くなるのは、
ただただ自然の営みであるのだから。

ところで、そんな私が、このところ、
えらく興味をそそられているのが、
この存在。

つくも神

漢字にすると、

九十九神
付喪神

一般的には、古いモノたちに霊が宿ること
によって生ずる「妖怪」とされるよう。

けれど、その名称に「神」がついているので、
妖怪ではなく「神の類」であるという説も
あるらしく。

あらら、「妖怪」と「神」では、ずいぶんと
その趣きが異なりますよね、と言うか真逆。

でもって、そこからつらつらと
慮(おもんぱか)ってみたのだけれど。

私たちの身の周りにある古いモノの種類。

アンティーク(骨董品、古美術品)
ビンテージ(由緒ある年代物)

希少価値があるものとして高く評価されたり
珍重されたりもする品々。

ところが、一方では、そんな古ぼけたモノに、
傷んだモノに、いったいどんな価値が
あるのかと訝しさのほうが勝る場合も。

たとえば、ビンテージの擦り切れたジーンズ
に驚き、さらに、そのお値段に仰天するのは
私だけではないはず。

面白いですよね、
私たちの多種多様な趣味趣向とは!

さてさて、私のそれは、

ブロカンテ(古物)
アンティークでもなく、ビンテージでもない
古い器たち。

それらは、美術品でもなく由緒も
定かではないけれど、とにかく美しい。

かつて、名もなき匠たちが、
ひとつひとつ丁寧に作り込んだ器たち。
かつて、名もなき民たちが、
大切に使い込んでいた器たち。

長い間(九十九の時間)愛され使われて
大切に受け継がれてきた器たち。

ずっと蔵や納戸に押し込まれたままであった
古物を発掘して、現代の私たちが、まさに今、
愛でながら日々使っていく。

断捨離とは、蘇らせること。

なぜなら、
そこには「妖怪」など付いている訳もなく、
きっと「妖精」が遊んでいるに違いないのだから。

Live in Brocante

古物と共に暮らす
古物と共に生きる

どうぞ、あなたも、ひとつでもいいのです。
ブロカンテをあなたの暮らしの仲間に
加えてみてはいかがでしょう。

やましたひでこプロデュース
断捨離指宿リトリート「リヒト」内に、
古物ギャラリー「慧蔵」
をオープンいたしました。

◆慧蔵、始まりの日
https://ameblo.jp/danshariblog/entry-127
09190368.html

「リヒト」にお越しの際は、ぜひぜひ、
伊万里と輪島の古物たちを
あなたの手にとってみて下さいね。

有難うございます。

あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。

やましたひでこ

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◎編集後記
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趣味趣向は本当に千差万別ですよね。

でも、多くの家で、
今好きなモノと昔好きだったモノが、
区別されずに、手入れもされずに
部屋の中を占領してしまっていること
が往々にしてあります。

自分の好きなモノを
大切にするためにも、「今」に焦点を当てて
モノの量を減らすことが重要です。

そして、厳選して残したモノを
ちゃんと手入れできる余裕を持つことができれば、
これまでよりも、その趣味を存分に楽しめるはず。

もし今、好きなモノへのお手入れが
疎かになっているな…と感じたのなら、
ぜひ、実践してみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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