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2021/05/10(月)
【やましたひでこ】心の余地
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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
5月10日、月曜日。
<旧暦三月二十九日>
ここまで頑張れば。
これまで辛抱すれば。
という思いで懸命にしのいできたのに、
結局、「ここまで」と「これまで」が
裏切られてしまったやりきれなさ。
落胆
失望
おわかりですね、
緊急事態宣言解除の繰延。
緊急事態宣言の期間延長。
「落胆」とは、胆を落とすこと。
「胆」とは「肝」であり、
「肝臓」でもあり、
五臓六腑、つまり、内臓の総称でもあり、
また、精神や気力の意味もある。
だとしたら、この制限の延長で、
どれだけの人たちの気力を失わせ、
また、内臓機能が衰えたりしたことだろう。
失望とは、望みを失うこと。
だとしたら、この解除の延期で、
あてがはずれてがっかりしてした人たちが、
どれほどいることだろう。
そう、失望落胆とは、
望みを失って、がっかりすること。
けれど、失望は絶望とは違う。
絶望は、望みがすべて絶えてしまうこと、
希望を全く失うこと。
だからこそ思う。
この緊急事態宣言下で、経済的苦境を強いられ、
絶望の果てに自ら死を選んだ人たちが
どれほどいるのだろうかと。
そうですね、頑張りにも辛抱にも限界があるはず。
ならば、少しばかり気を緩めることも、
ならば、どこかいい加減になることも、
実は、大事、今、とっても大切なことなのですね。
さあ、肩の力を抜いて。
さあ、首の周りをゆるめて。
そう、ゆっくりと息を吐き出して、
そう、たっぷりと息を吸い込む。
そして、たわいもないことでゲラゲラと大きく笑う。
もちろん、断捨離に勤しんで、あなたの住まい、
住空間に余白と余地を作り出すことも、ぜひ。
なぜなら、その余白、余地が、心の余地となって、
あなたにゆとりをもたらすのだから。
有り難うございます。
今日も、
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。
やましたひでこ
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◎編集後記
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私の住んでいる大阪も引き続き
緊急事態宣言が延長されました。
百貨店や商業施設は
休業していて街は閑散としています。
こんな状況がまだあと半月以上続くのか
と思うと、少し気が滅入りそうになりますが、
住空間をより快適にして、おウチ時間を
楽しみたいと思います^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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