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2020/11/07(土)
【おのころ心平】自然治癒力のスイッチ。
FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
僕は以前、自然治癒力をテーマに
「自然治癒学プロジェクト」を
企画したことがあります。
これは、半年間のプロジェクトで
総勢17名の医師(基礎医学、臨床医学含め)
を巻き込んで、
物理的、心理的、スピリチュアル的に
「自然治癒力とは?」
の定義づけを試みたんです。
このときに様々に教えてもらったことをヒントに、
僕なりに「治癒系」とはどんな機序(※)で
発動するものなのかと考えたんです。
※きじょ(仕組み)
※ ※ ※
そもそも人間の体には
「閉鎖系」と「開放系」という
二つの考え方があって、
閉鎖系は、人体の内側だけで完結する概念です。
いわゆる西洋医学的な考え方だと、
病気の原因を閉鎖系の中で見つけようとして、
分子的におかしいところ、
遺伝的におかしいところを探し出し、
それで問題を完結させてしまおうとする。
けれど、治癒系を前提とすると、
閉鎖系で考えるとつじつまが
合わなくなってくるんですね。
その人の中だけで探ろうとすると
わからないことがいっぱいあるし、
矛盾が起こってくる。
※ ※ ※
一方、東洋医学的な考え方だと、
自然とのつながりの中で自然治癒力が発動するし、
人間関係の中で、たとえば誰かの一言によって
治癒のスイッチが入ったりする。
自然治癒力は、
すごく個性的に働くんですけれど、
それは、その人の置かれた環境が
違うからなんだと思うんです。
あるいはその人が生まれ育った環境が違うから
とも言えます。
だから、つまり、
家庭内で、家庭内の人間関係の中で
押せる自然治癒力スイッチってたくさんあると
思うんですね。
おのころ心平、月間サロン動画
「ココロとカラダの交差点」
10月号のテーマは、
【家庭内の自然治癒力】でお送りしております。
↓
詳しくはこちら
―おのころ心平
https://in.personalhealth.jp/osl_2010_re_danmm?cap=MAILDAN
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◎編集後記
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自然治癒力にも
個性があるんですね!
自分の「自然治癒力スイッチ」が
どこにあるのか気になります^^
間中亜衣
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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