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2020/09/21(月)
【やましたひでこ】見極める
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
9月21日、月曜日。
<旧暦葉月五日>
秋分前日
思えば、この春分から夏至を経て、
今日のこの日に至るまで、
世界も、社会も、人々も、そして、
私個人も、大きな変化を
強いられたに違いなく。
そして、この変化の経験、
経験させられたのか。
経験せざるを得なかったのか。
その判別はつかないけれど。
しかも、その変化の意味も意義も、
未だ、定かには掴みきれてはいないですね。
けれど、そんな有様ではあるけれど、
これだけは明確になってきた。
必要なモノとコトとヒトと、
不必要となったモノとコトとヒトと。
その区別をつけることは、
とても難しいことであると。
そして、それ以前に、私たちは、
そもそもが、その区別があることを
知らないでいるのかもしれない。
そんなことを、考えていたら、
また、こんなことにも気がついた。
私たちが、往々にして直面することは、これ。
捨てるべきモノと、
捨ててはならないモノと。
やめるべきコトと、
やめてはならないコトと。
別れるべきヒトと、
別れてはならないヒトと、
その判別を、
つねに意識しなくてはならないということ。
ところが、その見極めがとても甘いようで。
だから、こんなことが起きる。
捨てるべきモノを捨てずに、
捨ててはならないモノを捨ててしまう。
やめるべきコトをやめずに、
やめてはならないコトをやめてしまう。
別れるべきヒトと別れずに、
別れてはならないヒトと別れてしまう。
そんな齟齬を自分に無意識に強いるなんて。
そうですね、けれど、もっと重大な齟齬はこれ。
自分の人生において。
諦めなくてはならないこと、
諦めてはならないことと。
この二つがあるにもかかわらず、
それを見極めることなく。
私たちは、
諦めなくてならないことを諦めず、
諦めてはならないことを諦めてしまう。
そうやって、
自分の人生をやり過ごしてしまうのです。
ならば、つねに自分に問いかけていこうか。
私は、何を追い求めつづけ、
私は、何を手放していくべきかを。
有り難うございます。
今日も、
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。
やましたひでこ
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◎編集後記
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人生において、
こういった判別する機会は
たくさんありますが、
自分の本当の気持ちと向き合い
見極めることができている人は
それほどいないかもしれません。
人生を大きく変えるほどの
インパクトがあるはずなのに・・・
それには、
やはり、日々自分への問いかけを
続けることが大事なんですね^ ^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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