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2020/01/17(金)
【小松易】「こだわり」を仕分けよう
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
高校時代は、人生の中で
ちょっとつらい思い出が
多めだったのには理由がありました。
やめたくてもやめられなかった、
サッカー部に所属していたから。
正直練習は楽しくないし、
後輩にはレギュラーを奪われて
試合にも出られないし。
でも、3年生まで続けたのが
サッカーの部活動。
理由はただ一つ、
「やめたら、負け」
と思っていたから。
ベストセラー『世界がもし100人の村だったら』
の原訳者としても知られる中野裕弓さんは
こう言っています。
幸せになるために「継続」はいらない。
「継続はちからなり」と言います。
楽しく続けていられるうちはいい。
でも目標達成のために、
「やらなければならないこと」になったり、
自分を苦しめる負担となった瞬間、
継続の必要はなくなります。
つまり、継続自体が目的に
なってはいけない、というのです。
今考えるとサッカー部を
やめられなかったのは、
高校生の私なりの「こだわり」があったから。
いま持っている「こだわり」を持ち続けるか、
手放すかを分ける基準は、
「WIN」につながっているかどうか。
「WIN」とは、
What’s Important Now?
(いま何が重要か?)
すると「こだわり」は、
2つに分けられます。
「WIN」につながる「こだわり」
「WIN」につながらない「こだわり」
「WIN」につながる「こだわり」は、
あなたが今目指している人生の目標や
目的を実現してくれるものです。
ところが、
「WIN」につながらない「こだわり」は、
今の人生の「詰まり」になる場合があるのです。
「こだわり」を仕分けること。
それは、「かたづけ」の
役割の一つでもあります。
あなたにとって、今、
「やめたくても、やめられない」
モノやコトは何ですか?
今週はぜひもういちど見てみてください。
現状把握は問題解決の第一歩ですからね。
今日の話は全部、高校時代の自分自身に
言いたかったことです(笑)
いつもあなたを応援しています!
小松易
参考文献:
「幸せになるために捨てるもの84のリスト」
中野裕弓著(日本文芸社)
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://sukkirilab.com/lp/
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◎編集後記
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やめたくてもやめられないことは
寝る前、暗い布団の中で
携帯の画面をみてしまうことです。
視力がガクッと落ちてしまいました。
すぐにやめなければ…><
「WIN」につながる「こだわり」を
選んでいきたいですね。
宮永笑子
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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