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2019/05/13(月)

【やましたひでこ】「…だから」には、要注意。

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

5月13日、月曜日。
<旧暦卯月九日>

昨日、母の日。

母親というポジションを、
ずいぶんと昔に断捨離した身(?)
といたしまして、カーネーションは
残念ながら無縁なお花。

そう、今、思い返しても、
いたらない母親、お粗末な母親業だったと
申し訳ないばかり。

でも、悔いてもどうにもならないので、
一応無事に成人した一人息子の
自立と独立を喜び感謝し、
母は母で、我が道を行く!
というスタンスですね。

親は親で、幾つになっても
親であるけれど、子は子で、
幾つになっても子であるけれど、
やはり、ひとりの人間同志として
お互いの関係が築ければいいなと思うのです。

親だから。
子だから。

その「だから…」に、
どれだけの意味を込めているのか、
どれだけ都合よく使っているのか、
そして、どれだけ縛り、
また、縛られているのか、
考えてみる必要がありそうですね。

さてさて、なぜ、
こんなことを書いているかというと。

家のモノの有様に、
親の影響が色濃く感じられることが
度々あるからです。

「これ、親から貰ったものだから…」

と言った、かの「お雛様」や、
あの「婚礼箪笥」を筆頭に、
そう、大きな家具から洋服、
はては、細々とした旅の
お土産品にいたるまで、
その処遇に思いあぐねている
多くの子世帯たち。

限られた空間には大きすぎるモノ、
暮らしのテイストに似つかないモノ、
まったく好みではないモノたち。

けれど、親から貰ったものだから…と、
その一点だけで、自分たちの生活空間を
占拠させてしまう。

同時に、捨てたら親が悲しむだろう、
捨てたら親が怒るかもしれない、
と、心の中まで親が占領しているかのよう。

ところが、親の方も、
自分で捨てるのが忍びなくて、
その後ろめたさから逃れるために、
娘や息子に「あなたにあげるわ」という
言葉を添えて押し付けている場合もあるのです。

今の自分に必要のないモノでも、
親がくれたモノだから。

今の自分に相応しくないモノでも、
親がよこしたモノだから。

今の自分に不快でしかないモノでも、
親が買ってくれたモノだから。

それらすべては、実は、
今の自分の生活空間の
邪魔となっているモノたち。

そうやって、モノに義理立てし、
そのモノをもたらした親に義理立てし、
自分自身の大切な空間には義理を欠き、
なにより、自分の居心地を
ないがしろにしてしまう。

そう、「…だから」には、要注意。

もちろん、
「妻だから」「夫だから」
「夫婦だから」「家族だから」
もありますね。

さあて、あなたの「…だから」は、いったい
どんな意味が込められているのでしょう。

それを解き明かしていくのも
断捨離の面白さのひとつですね。

願わくば、その「…だから」が、
義理のそれではなく、
愛情溢れるものでありますように。

それでは、今日のあなたも
ごきげんな1日を。

やましたひでこ

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◎編集後記
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この季節になると、
幼稚園に通っている時のことを
思い出します。

その日は
「母の日に似顔絵をおくりましょー」
と似顔絵を書く予定でしたが、

友達とじゃれていたら
右肩を脱臼してしまいました。

痛すぎてクレヨンを握ることもできず、、、
やることがないので、先生から、、、

「ゴミでも拾ってなさい!」

と、、、理不尽な命令が、、、
心も体も痛かった記憶ですw

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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