断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

３月２５日、月曜日。
＜旧暦如月十九日＞

東京の桜は見頃に。

ところが、なぜだか、
東京の桜が見頃の時期を迎えると
石川に行かなくてはならない
所用ができて。

そして、戻る頃には、
東京の桜は落花さかん、
石川は満開。

はい、今年もしっかりそのパターン、
満開の桜には縁のない私？！

ああ、人生、
ここまで年齢を重ねてくると、あと何回、
桜を愛でることができるのかしら、
なんて思ってしまうもの。

とはいえ、
花見の宴会は好みませんが。

そうですね、満開の桜とは、
ひとり静かに対峙したいもの。

でも、これって、
本当に贅沢なことなのかも知れません。

さてさて。

今年に入ってから、
休みなく走っていたような。

ようやく、それもひと段落、
プライベートな時間を持てることに。
で、こんな時には何をするかといえば、
もちろん、断捨離に勤しむことになる訳で。

仕事、断捨離。
生活、断捨離。
趣味、断捨離。

それが、私、やましたひでこ。

これって、果てして、どうなのかしら？
と思うことなど、実は、まったくなく。

断捨離で働き、
断捨離で学び、
断捨離で遊ぶ。

それが、まあ、
面白くて仕方がないと言ったところ。
だって、断捨離って、よりダイナミックに
生きるための実践哲学ですから。

そう、断捨離を片づけだと
思って取り組んでいると、
「片づきました！」
「スッキリしました！」
で終わってしまうもの。

片づくことも、スッキリすることも、
刹那でしかなく。つまり、
点でしかないということですね。

だから、そのスッキリもすぐさま、
元のゴタゴタに戻ってしまうのです。

断捨離が追求しているのは、
片づいた空間でもなく、
スッキリした空間もでもなく、
それ以上の綺麗な空間でもなく、
美しさ、つまり、美意識。

つねに、美しくあろうとする、その姿勢。
つねに、美しくいようとする、その行動。

そのトレーニングが断捨離なんですね。

このしつらえが美しいのか。
この振る舞いが美しいのか。

そこから始まって、

この思考、この感覚、この感性は、
美しいのか、美しくないのか、
「美しさ」を最高視点として
追求していくこと。

あれ、私が、「美意識」だなんて、
偉そうなことを書くことは、
とっても憚られることで、
これ自体が、まったく
美しくない行為かもしれませんね。

そう、まだまだ、
私やましたひでこの断捨離登山は道半ば。
５合目までも登っていないのかもしれない。

それとも、 ほんの小さな山の頂上に
辿りついただけなのに、お山の大将に
なったつもりなのかも。

もっともっと高い山が
控えているというのに。

いけませんね。

けれど、こんな私と一緒になって、
断捨離登山をして下さる方が
こんなにも大勢がいるなんて、

そう、これはとても有難いばかり。

さあ、平成、「平に成る」
という時代に別れを告げて、
これからは、より「高み」を目指す
時代に入っていきますよ、間違いなく。

断捨離も、新たな高い山への
登山となりますね。

この醍醐味、これからも
あなたと一緒に味わって参りますように。

有難うございます。

それでは、今日も、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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プロ野球選手のイチローが
引退しましたね。

どこまでも涙を見せない
その姿勢はとても感動的でした。

いろいろな想いが
詰まってたんでしょうね。

期待を背負うというのは
こういうことか… と
教えてもらった気がします。

吉川広典

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