ホーム / 【川畑のぶこ】QA.離婚してやっていけるのか不安です。
2019/02/06(水)
【川畑のぶこ】QA.離婚してやっていけるのか不安です。
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。
―――――――――――――――――
Q.離婚してやっていけるのか不安です。
私は平成7年に結婚し、
長男20歳(大学2年)と
長女18歳(高校3年)がいます。
長年、夫から暴力暴言を受け
義母からも暴言を受け、
5年近く前に心療内科受診し
鬱病と診断されました。
殴る蹴るDVで肋骨骨折もしました。
「死ね!包丁で刺したくなる!」という
夫の暴言も恐怖でした。
警察に相談し110登録?したり
市役所や弁護士相談に行きました。
「すぐ環境を変えてください!」
との心療内科ドクターの指示で
実家に戻って両親と住んでいます。
今も心療内科に通院していて1年前から
精神障害者手帳3級を持ち
障害者年金を貰っています。
鬱病というのは二次障害でADHDで
あるとの診断結果が出ました。
夫は「子ども達は渡さない」と言ってます。
長男は大学の寮にいます。
夫,義母と住んでいる長女は
3月に高校卒業したら
私と一緒に住みたいと思っています。
弁護士に依頼して解決しようと思います。
5年近く前に子ども達をおいて
家を出たのですが、新築して
義両親と同居で3ヶ月しないうちに
出てきました。
実の親から貰ったお金や独身時代からの
貯金や結婚後働いて貯めた貯金を
全て夫に渡して出てきました。
「家の為にお前の金を全て出せ!」
と言われたからです。
私物もほとんど置いてきました。
夫や義母に会わずに私物を
取りに行きたいです。
渡した貯金や親権の問題もあるので
弁護士に依頼します。
私と相性良く優秀な弁護士を探しています。
別居してから
婚姻費用は貰ってませんが夫が
「扶養の範囲で働け!」と言われて
パートですが、離婚出来て
長女と一緒に住めるとなれば
正社員で働きたいと思います。
弁護士によるかもしれませんが
夫から損害賠償金(慰謝料)をもらえるのか、
渡した貯金何百万円のうち、
どの位返ってくるのか、
長女と住む希望が叶ったら
長女の大学学費や養育費貰えるのか…
私は精神的に無理して働けないので心配です。
【ようせい・50代・パート】
―――――――――――――――――
A:FROM 川畑のぶこ
大変な苦労をされて
ここまでやってこられましたね。
命や健康が脅かされる状態で、
ご自身を守るために
夫から離れたのは賢明な判断です。
いかなる理由であれ、
ようせいさんは暴力に値しません。
これからも暴力には、
NOを言い続けてください。
娘さんを夫のもとに残して
家を離れていることに罪悪感を
お持ちかもしれませんが、これも、
その時点でのようせいさんのできる限りを
尽くしたということを
心に留めておかれますように。
そして、ようせいさんの今の目標は、
夫と離婚をして、娘さんと一緒に
暮らすことなのですね。
とても健全で良い目標だと思います。
娘さんがお母さんの代わりに
暴力を受けていないかも
ご心配のことと思います。
たとえ夫が子どもを
渡さないと言い張っても、
夫の暴力性の高さが認められ、
子どもの安全が保証されないとなれば、
夫の主張は通らないでしょう。
こちらも、父親の娘への
暴力が疑われる場合は
直ちに動くことが大切です。
娘さんにも安全で
幸せと感じられる環境で生活する
権利があります。
ようせいさんのご相談内容は、
心理的なこともですが、
どちらかといえば現時点では
法律に関することが
メインとなるかと思います。
ようせいさんも弁護士をたてる
準備も出来ているようですし、
あとは法律家と相談されれば良いでしょう。
医師からも、夫の暴力が
病因であることが明らかにされれば、
離婚や慰謝料の請求なども、
ようせいさんに有利にはたらく可能性は
十分あるのではないでしょうか。
障害もあり、経済的に困難な状況に
陥ることが不安とのことですが、
社会福祉制度で最低限の生活を
守ることはできるでしょうから、
安心して暴力から離れてください。
つねに、一人で抱え込まずに、
専門家に助けを求めてください。
ご自身の私物や貯金なども、
渡してしまったからとあきらめずに、
そこに相手の脅しはなかったか、
身の安全をまもるために
渡してしまわなかったかなど、
法律家と相談して取り戻す可能性を
模索されるのが賢明でしょう。
娘さんもお辛い時期かと思います。
養育費の支払いがされないような場合は、
奨学金制度を利用することも
可能でしょうから、諦めないでください。
世の中にはいったん社会に出てから
大学に入る人もいますから、
困難な状況ではありますが、
この困難を乗り越えることで、
娘さんも大きく成長できることと思います。
もちろんようせいさんもです。
嵐のあとには凪が訪れることを
どうか忘れずに。
– 川畑のぶこ
PS
川畑のぶこへの質問・ご相談は、
こちらから。
↓
https://business.form-mailer.
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近やってみたいことがあります。
それは…ソロキャンプ。
マイペースでできるので
リラックスできるんだとか。
ぼーっと焚き火をみているのもよし、
バーベキューを独り占めするもよし
まさにフリーダムですね^^
吉川広典
PS
人間心理のプロ・心理療法家川畑のぶこによる
最新プログラムを先行予約キャンペーン中!
↓
http://123direct.jp/tracking/
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
執筆者一覧
最近の投稿