断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【川畑のぶこ】QA.義母との関係に悩んでいます。

2019/01/16(水)

【川畑のぶこ】QA.義母との関係に悩んでいます。

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。

―――――――――――――――――

Q.義母との関係に悩んでいます。

義母とは結婚したときから同居しました。
途中4年ほど主人の転勤で別居し
義母は義妹の所にいました。

家を建てたのを機にまた同居し、
24年経ちます。

義母からは1銭ももらっていませんし、
それどころか年金ももらっていない義母には
こずかいを渡していました。

もちろんその他いろいろありました。
私も一度別居、離婚し三年後
また主人と再婚しました。

その主人が昨年2月に亡くなりました。
少し記憶力が衰えた義母は
一時期大分ひどくなっていました。

症状は落ち着きましたが要介護1と言う事で
デイサービスに週2日通っています、

私の別居中義母は主人の食事の支度をせず、
自分の分だけを自分の部屋で作っていました。
今もそうです。

お弁当や食材は義姉妹が届けに来ます。
こずかいも渡しています。

義母の預金も少し下ろして
デイサービスの支払いの管理も
義妹がしています。

私は、薬の管理と病院の送り迎え、
買い物の付き添いなどをやっています。

正直言って主人のいない今、
もう別居したいです。

出来たら独り暮らしの
自分の母と同居したいです

私はうつ病を持っていて、
良くなりつつありますが
ストレスの元は無くしたいと思いますし、
昔のいろいろを思うと気がざわざわします。

私が別居を言い出すのは
おかしいでしょうか?

現在長男と同居しています。

【まりも・50代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

お義母さまとの同居が
息苦しくなってこられたのですね。
ご主人がいれば、まだ
仲を取り持つ人がいたけれども、
そうでなくなった今、嫁姑関係の
ぎこちなさや、心地悪さが
浮き彫りになってきていることと
お見受けします。

まず、ストレスを解消するために
できることとして、まりもさん自身が
積極的に自分自身の時間をとって、
リラックスしたり楽しんだりすることです。

すると心理的なエネルギーが充電されて、
これまでストレスに感じていたことが
さほど気にならなくなったり、ものごとを
楽観的に受け止められるようになったりします。

これまで気になっていた
お義母さんの言動が、自分に
喜びを与えるというセルフケアを
することで気にならなくなることも
十分ありえることです。

ですので、まずはそのような
ソフトアプローチをとってみることを
お勧めします。

また、多面的に状況を
受け止めてみることも、
まりもさんのストレスを
和らげてくれるかもしれません。

たとえば、まりもさんは、
お義母さんは自分のことしかせず、
夫や私のことはケアしてくれない、
薄情な人だと思われているかもしれません。

でも、もしかしたら、同居であっても、
できる限り夫婦の世界を邪魔しないように、
家事に介入しないよう努めていたかも
しれませんし、自分の身の回りのことで
負担をかけないように、自分のことは
自分でしていたのかもしれません。

この行動はまりもさんの
理想のかたちではないかもしれませんが、
もしかしたらお義母さんなりの配慮であり、
最善のケアだった可能性もあります。

このような努力をしてみても、
やはり性格の不一致や認知症の進行などで、
お互いに一緒に生活することが
ストレスになるのであれば、
それはまりもさんだけでなく、
お義母さんにとっても好ましい状況では
ないかもしれません。

もし、自立心がある人であれば、
相手が嫌がっているのに
一緒に暮らし続けるのは不本意でしょう。

そうであれば、いちど、義姉妹さんとも
コミュニケーションをとって、
彼女らが同居したり、施設に
入所したりする可能性を
模索するのもひとつではないでしょうか。

お義母さんがまりもさんと
暮らさないと困ることはあるでしょうか。

あるいは、義姉妹と同居となると
困ることはあるでしょうか。

もし、困ることがなければ、
義姉妹との同居の話をすすめてみる、
もし困ることがあるのなら、
それをどのように解消できるのか、
具体的な解消策を模索されると
良いと思います。

たとえば、まりもさんや
お義母さんが住んでいる家は、
お義母さんも権利者であるとか、
名義上はそうでなくても、お義母さんと
お義父さんが昔住んでいた家を
売却したお金を使って建て替えた
家であるなどの場合、お義母さんも
家の権利者という意識があり、
自分の家を出て行くのは
おかしいというようなことも
あるかもしれませんね。

そのような場合は、まりもさんが
別な場所に引っ越す選択肢なども
考えられるわけです。

してあげていることもあるけれど、
してもらっていることもある場合、
私たちは簡単に自分の要求ばかりを
通すことができなくなりますね。

何かを得るためには、
何かを手放さなければ
いけないときがあります。

それらが何なのか、
もういちど整理してみることも
お勧めします。

– 川畑のぶこ

PS 川畑のぶこへの質問・ご相談は、
こちらから。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

断捨離講演会の
開催予定が決まりました!

まず今年一番最初に行われるのは…
3月の大阪講演!

去年はほぼ満席と大盛況でした。

しかも、やましたさんが書籍を出版して
約10年という集大成的な意味も含んでいます。

しかも平成最後!
是非断捨離講演会にご参加ください^^

http://123direct.jp/tracking/cr/pEOi91mY/1234567890/1234567890?cap=MAIL
※現在予約を承っています。

吉川広典

PS
2019年3月に大阪で
断捨離講演を開催します!

http://123direct.jp/tracking/cr/pEOi91mY/1234567890/1234567890?cap=MAIL

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト