断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

1月10日、木曜日。
＜旧暦師走五日＞

七十二候、第六十八候
「水泉動」＜しみずあたたかをふくむ＞

凍っていた地中の泉も
かすかに動き始める頃らしい。

かすかに？

いえ、私たちはすでに本格稼働ですよね、
仕事も生活も。いつまでも、悠長に
のんびりと正月気分ではいられないのが、
この現代に生きる私たち。

のんびり屋さんは、生きづらい！？

もちろん、私も、
のんびりとしてはおられません。

このメルマガが
あなたのお手元に届くころは、
北京に出張中。

中国最大の書籍見本市に
招かれているので。

さてさて、身体が忙しく動いても、
心はゆとりを持って。

それが理想ではあるけれど、
そう上手くはいかないよう。

反対に、心は焦るばかりで、
身体がそれに付いていかない方のことが
多いのかもしれません。

実際、断捨離でも、そんな状況・情況に
陥ることがあるもの。

特に、断捨離初心者さんならば、
なおのこと。

なぜなら、
目の前に跋扈しているモノたちは、
自分の居場所を乗っ取っているモノたちは、
想定していた以上に大量で、
これは、容易ならざる事態だったのだと、
初めて気がつくのだから。

呆然…

まさに、この言葉がぴったり。
まさに身体が固まってしまう有様ですね。

断捨離の行動は、そう、
断捨離の行動自体は、ただただ、
必要のないモノを捨てることだけなのに、
つまり、ゴミ袋に入れていくだけのことなのに、
このシンプルな行動が出来ない。

結局は、モノをあっちにどかし、
こっちに突っ込みしながら、
モノは一向に減る気配はなく、
当然、自分が期待していた結果を
得ることが出来ずに、
あきらめに沈んでいくのです。

それでも、今年こそは、
と決意しているメルマガ読者さんも
おいでになることでしょう。

そう、断捨離を断念してはなりませんね。

断捨離は、あなたの生活の基礎づくり。
と、同時に、人生の基盤となりうるもの。

生活の基礎を、疎かにして、
ないがしろにして、その上に、
どんな立派な建物＜＝人生＞を
作ろうとしても、それは、砂上の楼閣。

もちろん、基礎だけの建物は、
建物としての体＜てい＞を
なさないことはたしかです。

けれど、基礎が不確かなハリボテの建物を
いくら誇っても虚しいだけ。

そうですね、華やかなキャリアを誇っていても、
憧れの的となるようなポジションにいても、
自分の住まいの有様にウンザリしながら
暮らしている人たちはとてもとても多いのです。

断捨離とは毎日毎日の繰り返し。
断捨離とは地道な日々の積み重ね。

けっして、お祭りではないことを
心しておきましょうか。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
人生の基盤となる空間づくりに励んで下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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一気に寒くなってきましたね。
関西でも雪がチラチラと降っています。

朝なんか寒すぎて、
布団から出るのがつらいですw

来週はツーリングがあるのにー><

吉川広典

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