断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

FROM　山際恵美子

おはようございます。
ファッション・ディレクターの山際恵美子です。

先週から、パーソナルスタイリングという
ショッピング同行ツアーを始めました。

おひとり、あるいはペアで、
その方のご希望に沿ったコーデを
実際にお店を回りながら
私がご提案していくという
ファッションツアーです。

猛暑の表参道からスタートし
暑さも吹き飛ばす勢いで
シッピングに走りました（笑）

今回のお客さまは、
ファッションの経験値は高い方。
いわゆるブランド品もたくさんお持ちです。

でも、残念ながら
ブランド品にも旬があります。

特に昨今のように
デザイナーの交代で簡単に
ブランドの善し悪しがころころ
変わってしまう時代では
昔のブランドにしがみついていては
文字通り「昔の人」に なってしまいます。

老舗ブランドだからいいとは限らない。
それよりも
東京の勢いあるブランドの方が
価格もこなれているし
なにしろデザインが「今」です。

とあるお店で、ご希望の
「ちょい悪マダム」にぴったりの
タイトスカートとシャツを
ご提案しました。

思った通り、とてもお似合いです。
今までのイメージをエレガントに
変換してくれます。

どちらもシンプルなアイテムながら
だからこそ、「今」のディテールが
入っているかどうかが決め手です。

一見シンプルなものなのですが
素材やカッティングがまるきり違います。

その分、値段も少し張ります。

試着した彼女のことばに、
私は感動してしまいました。

「いままで、シャツは何枚も買って
持っているけれど、こんな着心地は
体験したことがありません」

「これで、このお値段は
むしろ安いと思います」

センスはＤＮＡに組み込まれている
ものではないと、私は再三言ってきました。

では、なんなのか？

それは「経験値」です。

今回の彼女も、
これまでたくさんのシャツに投資し、
経験してきたからこそ
このシャツのすごさがストンと落ちた。

ファストファションを
上手く利用するのも、
今時のおしゃれには欠かせません。

でも、それだけでは
おしゃれな人には永遠になれません。

ワンシーズンひとつでもいい、
本物を身につけてください。

すべての予算を削って、
それだけを手に入れたいと思うほどの
素敵な1着は、確実にこれからのあなたと
あなたのおしゃれをバックアップしてくれます。

–山際恵美子

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「何かに使える」「直せば使える」
~カタチあるモノへ忠誠を誓う私たち
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さてさて、今回の記事は、
どうやら私たちの思考は決して
合理的には出来てはいないというお話。

ひとたび、カタチのある
立体的なモノを目の前にすると、
私たちは、その使い道、使い方を
模索し始めるように出来ている。

たとえば、こんなふうに。

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◎編集後記
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今年の夏は異常なくらい暑いんですが、
外に出かけるときは上に
羽織る長袖が欠かせません。

建物の中や、電車は常に冷房が
かかっていてTシャツ１枚だけだと
寒く感じるんですよね。

去年くらいまでは、
Tシャツ１枚で平気だったんですが（笑）

自分カラダの代謝が落ちているのか
冷房に弱くなったと感じています。。。

歳は取りたくないですね＞＜

吉川広典

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