断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

FROM　千場ひろこ

ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。

住まいのある京都も、
実家のある岐阜も、
まさに自分たちが住んでいるエリア周辺に
雨が容赦なく、降り続きました。

自宅周辺にも避難指示が出ました。

振り返れば、6〜7月と地震に大雨と
なかなか落ち着いて
過ごせない日々が続いています。。。

子供達はスマホの警戒アラーム音が
怖い、と言います。

ひとまず今週に入り、
回り始めたいつもの日常に
身を委ねつつある人も多い頃かもしれません。
（テレビに映し出される
被災地の映像に心を痛めつつも）

―――

さてと。
すみません、
話はそういうわけで一気に
日常にギアチェンジします。

気温が高くなり、
湿気も多いとなると。

我が家の台所近辺に、
招かれざる茶色い珍客が
訪れることがしばしば。

“G”と呼んでいます。

ソレの本当の名を聞くのを
主人がとてもイヤがるので、
頭文字を取って、G。

子供達は、虫の図鑑をめくるのも気を使うほど。

しかし先日、ついに主人がいる時に
Gが現れてしまいました！

難なく私が捕えたのですが、
主人は、現れたその引き出しに向かって、
外で降る豪雨に負けないほどの大音量で
「グァ〜〜〜〜〜〜ッッ！！！！」
と威嚇音？　を発していました。

怒り？　憤り？　お清め？

でも、そんな声出したからって
どうなるとも思えないのですし。

窓の外の豪雨の方が身の危険に差し迫った
重大な事態だと思うのですが。

そんなこんなも色々ひっくるめての
「グァ〜〜〜〜〜〜ッッ！！！！」
だったのかもしれません。

―――

主人の、ソレに対する嫌悪感を見ていると。

彼らの存在そのもの以上に、
Gの名、響き、それらに込められている
観念、イメージ、
どうやらそういうものすべてをひっくるめて、
強烈な拒否感があるようです。

だからGと呼んでいるわけですが、
その向こうには依然として
その名前が透けて見えるようなのです。

で、試しに、こんな提案をしてみました。

「もうさ、いっそ我が家では
この大前提である名前を変えてしまおうよ。
ちょっと可愛く…ガザリンでどう？
ガザリンだからGなの」

「え？　ガザリン？
あ、悪くないかも！　そうしよそうしよ〜」

ですって、40近い大の男が（笑）

子供も早速、ガザリン、ガザリンと連呼。
想像以上に食いつきが良かったです（笑）。

その時、ふとよぎりましたよ。
やました先生がよくおっしゃる、

「“片づけ”という言葉にへばりついている
義務感、苦手意識、面倒くさいイメージ、
そういうものを外すために
“断捨離”と言い換えた」

という言葉。

こんな話の引き合いに出すのは
恐縮ですが（笑）
かように、名前が背負うイメージとは
強力なのでしょうね。

ガザリンじゃないけど、
苦手なもの、人、こと。

いっそ名前を変えてみたら
ちょっと苦手意識が収まるかも？
お試しあれ。

【先週ダンシャッたモノ】
食品庫の引き出し一つを断捨離&そうじ。
使いかけのまま長く起きっぱなしだった
コーンミールや粉ゼラチンをout

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◎編集後記
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G！先週僕の家にも現れました！
というか、玄関の前にGが居て
僕が扉を開けるのを待ってました＞＜

恐怖とびっくりで鳥肌が…

でも、安心してください。
部屋の中で遭遇したことはありません。

あまりモノが無いので
ゴキが好む環境では無いはず(^o^)

吉川広典

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