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2018/06/11(月)

【やましたひでこ】[続]断捨離を英語で表現するなら?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

6月11日、月曜日。
<旧暦卯月二十八日>

旧暦だと、まだ、卯月四月。

すっかりノースリーブ姿になった自分を思うと、
この旧暦から今の新暦の切り替わった頃の
明治の人々はどんなに戸惑ったかしらと思う。

旧暦とは太陰太陽暦。
これを、ざっくりとした理解で言えば、

太陽のリズムでわかるのは季節。
月のリズムでわかるのは日にち。

さてさて、私はどちらにウエイトを
おいているかしらと思えば、
そのどちらも忘れているよう。

ひたすら、時間、時刻だけを
意識しているから。

この時間にこれを!
何時までにあれを!

といった具合だから、どうりで、
「せわしなさ」が募る訳か。

ならば、朝夕の陽の光を浴びて、
月の満ち欠けを目に映して。

そうか、そうすれば、
気持ちにもっと余裕が
生まれるますよね、きっと。

余白がまったくなくなった
スケジュール帳を見つめながら、
ふと、そんなことを思う今日。

ところで。

前回のメルマガで、『断捨離』を米国で、
つまり、英語で表現するなら、
どんな言葉になるかしらと問いかけたところ、
読者の方から、さっそくこんなメールを頂戴しました。

以下、全文を掲載させていただきますね。

◇◇◇

初めまして。

2015年の冬から断捨離塾の
塾生になっております、
るみこヘイズと申します。

やましたひでこさんの東京でのセミナーや、
断捨離祭りにも参加して断捨離の持つ
精神性に強く共感して、我が家はもちろん、
日本の家族もまきこんで断捨離に励んでおります。

現在アメリカ在中です。
在米40年近くになろうとしています。

今回のひでこさんのNY訪問のアメブロ、
更新を楽しみにしておりました。

そして今日の記事。

アメリカで断捨離をどう英訳するか?
ということについて私なりにかんがえてみました。

断捨離の精神性が、
他の片づけ術とは違うのだということを
前面に出す必要があると思います。

そうでなければ、こんまりさんのときめきやら、
今アメリカでの流行しているミニマリストと、
同じところでとらえられてしまうので、
断捨離の奥深いところをアピールする必要があります。

字ずらだけの訳では、軽くなります。

できるだけ「だん、しゃ、り」の音声を
残しておきたかったので、私なりの翻訳ですが、
一考していただければ、とてもうれしいです。

断 Discern
識別、現状認識

捨 Select
よくやましたさんが言われる、
捨てるのではなく選び残す。

離 Liberate
自由になる、解放するの意味があります。
これが私にとっては自在の境地ではないかとおもうのです。

これからアメリカでの本の出版楽しみにしています。

るみこへいず

◇◇◇

ああ、るみこさん、有り難うございます。

音霊まで意識して言葉を考えて下さったなんて。

どれだけ、断捨離を自分の身に
落とし込んで実践を重ねておられてきたことか、
このお便りだけで十分に伝わってきます。

私は、『断捨離』という言葉には、
この三つの力があると確信しています。

一つ、断・捨・離という漢字の視覚の力。
二つ、dan-sha-riという音の響きの力。

そして、私やましたひでこが断捨離に
込め続けてきた想いの力と、それを支持し
実践して下さっているあなたの想いの力。

そう、三つめは、

あなたとわたし、私たちの想いの力。

だとしたら、断捨離が人生を変えていく
最強のツールであることを
決して否定することはできませんよね。

さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノを断捨離して、
あなたの人生に革新を。そう、
「Liberate」という革新を創造して下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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最近、僕の母も断捨離に
興味をもち始めたようで
実家に帰った時に
断捨離の話をします。

BS朝日の番組は毎回見ているようで
結構詳しく語っていました。

断捨離を理解することで
価値観が共有できるって
なんだか嬉しく思います。

吉川広典

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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