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2018/06/07(木)
【やましたひでこ】アメリカで断捨離を表現するなら?
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FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
6月7日、木曜日。
<旧暦卯月二十四日>
昨夜遅く、ニューヨークから帰国!
というのは正確ではなく、
帰国便は6日夜に東京に到着いたしますが、
実際は、まだ、NY滞在中にこの記事を
したためておりますので、どうか、ご容赦を。
さてさて、
この三度目の訪問となるニューヨークで、
ずっと考えていたことはこれ。
「断捨離」を英語で表現するとどうなるのか?
そうですね、私やましたひでこの初めての著作
『断捨離』(マガジンハウス2009年12月刊行)は、
この9年間の間に、台湾や中国でも
ベストセラーの仲間入りを果たし、
ヨーロッパ各国の10の言語
(ドイツ語・イタリア語・フランス語・スペイン語
・カタロニア語・チェコ語・スロバキア語
・ポルトガル語・ポーランド語・トルコ語)
に翻訳されています。
漢字文化圏の国では、もちろん、
そのまま「断捨離」というタイトルで
刊行されていますが、欧州圏の本の表紙には、
「断・捨・離」と三つの漢字は添えられているものの、
様々なタイトルがつけられています。
たとえば、「人生の扉を開く」とか、
「アレンジメントの芸術」とか、
どれも、断捨離の真髄に触れたからこその
タイトルだと、感心もしたし、また嬉しくも思っています。
けれど、断捨離はどこまでも断捨離。
だから、かつて、「もったいない」が
「mottainai」と表記されて
国連で広められたように、
「断捨離」は「dan-sha-ri」なんですね、
私にとっては。
でも、それは、断捨離の理念が
理解されたうえでのこと。
英語文化圏では、まだまだ、これからです。
今現在は、米国で、
「断」=「refuse」拒否する。
つまり、「断る」のイメージ。
「捨」=「release」放す。
「離」=「reduce」減らす。
と、訳されている場合が多いけれど。
私には、どうも、違和感が残ることは確かで、
もしも、この訳で、「ダンシャリアン」と「ミニマリスト」が
混同されることになったら残念でなりません。
そう、断捨離はミニマリズムでは
決してありませんので。
また、断捨離のプロセスを英語で表現するならば、
「断」=「diet」ダイエット
「捨」=「detox」デトックス
「離」=「metabolism」メタボリズム、新陳代謝
でも構わないように思っています。
けれど、これだけだと、断捨離の持つ
精神性や哲学性を表現してはいないですよね。
だとしたら、
「断」=「making decision」
決断する。つまり、「決断」の「断」
「捨」=「letting go」手放す。
「離」=「be enough」充分となる。
そう、断捨離で、余計な物事を見極め、
手放す決断と行動を重ねていくことによって、
やがて心は満たされていく。
どうでしょう、そんなイメージなのですが。
ああ、英米文化圏に身を置く方々のご意見や
ご感想を是非、伺いたいものです。
さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノを断捨離して、
あなたの住空間と心を清々しいエナジーで
満たして下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
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◎編集後記
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実は今週の月曜から
夜のお酒を絶っております。
理由は、
・ぽっこりお腹をスリムしたいという甘い考えと
・近々健康診断もあるのでいい機会だろうと…
ノンアルコールビールを
2ケースほどネットで注文しまして…
挑んでいます^^b
いつまで続くのか…
だけど、だけど、、、
(週末だけ解禁してもいいですか?)
ここだけの話…
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吉川広典
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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