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2017/06/15(木)
【やましたひでこ】「決断」するのはあなた
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FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
6月15日、木曜日。
<旧暦皐月二十一日>
チェンマイから東京に戻って、
パソコンの前に陣取る
元の生活に戻っている。
どこに出掛けていっても、
戻る場がある有り難さ。
しかも、その場が、
戻りたいと思えることの幸せ。
戻れる場
戻りたい場
戻る場
けれど、これもクセモノ、
用心しなくてはいけない。
なぜなら、ここは、
これまでの生活習慣が
潜んでいる空間だから。
なぜなら、ここには、
自分を過去に縛りつける、
思考習慣が宿っているから。
自分を変えたいと願い、
自分を成長させたいと意図するならば、
目の前の日常空間こそ、
日々、更新していかなくては。
そんな思いを
あらためて強く思う、今。
旅という非日常体験は、
自分の日常を問い直し、点検して、
つねに新鮮にしていくために
あるのですね。
ところで。
留守中、メールマガジンの読者から、
このような質問が寄せられていました。
* * * * *
やましたひでこ先生のいくつかの
本やビデオを見ていますが、
私の知りたいモノの断捨離方法が
てできません。教えてください。
撮りためた子供の写真・ビデオ・
学校での作品・成績表・100点の
テスト・賞状・メダルなどなどは、
どう考えたらいいのでしょうか?
* * * * *
そうですね、私はこのような
「断捨離の方法」、つまり、
「やり方」の質問を頂戴するたびに、
いつもこんなふうに回答したくなるのです。
断捨離の方法はとてもシンプル。
用意するものはゴミ袋のみ。
あとは、自治体の
ゴミの分別指示にしたがって、
自分が不要と判断したモノを
ゴミ袋に入れる。そして、
指定された日時と場所に
そのゴミを出す。
以上!
ああ、こんな回答をしたら、
おおいに顰蹙(ひんしゅく)を
買うことはあきらかですね。
質問者さんは真剣に
「どう、考えたらよいか」
と問いを発しているのだから。
けれど、私やましたも真剣です。
「どう、考えたらよいか」と、
考え方を他者に問う思考習慣ほど、
あやういものはないと
私は考えているからです。
「撮りためた子供の写真、ビデオ」を、
あなたは、どうしたいのですか?
「作品、成績表、100点のテスト」を、
あなたは、どうしたいのですか?
「賞状、メダル」を、
あなたは、どうしたいのですか?
自分が「どうしたいのか」を感じ抜いて、
自分が「どうするか」を考える。
これが、断捨離。
つまり、断捨離のプロセスは、
「自分で感じ、自分で考え、自分で行動する」
ためにある。断捨離のメソッドは、
そんな自分を構築するためにある。
そう、私たちの身の周りにある
「溜め込んだモノたち」
「放置したモノたち」は、
私たちが、自分の思考と行動を
放棄した証拠品に他なりません。
思考の放棄は、行動の放棄、
それが、やがては生活の放棄、
ひいては人生の放棄につながるのです。
しかも、それに気づかないままに。
そのことを、どうぞ、お忘れなく。
さあて、今日のあなたも、ひとつでも
「余計と感じる」モノを断捨離して、
あなたの思考をより研ぎ澄まして下さいね。
それでは、ごきげんさまです。
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◎編集後記
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悪習慣を断捨離して、
麻痺した感覚を取り戻すには、
目の前の空間を更新すること。
、、だとは思うのですが、
どうにも体が動かないー。。
ちょっと息切れしたみたいです。
体の声を聞いてまずは一休み。
エネルギーチャージに努めるのも
たまには必要みたいです。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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