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2017/05/03(水)
【川畑のぶこ】ちょっと寂しい。。。
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、 川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。
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Q:ちょっと寂しい。。。
私の悩みは、気が付くと一人
外れてしまうことです。
子供の保育園や学校で
多くの方と知り合いますが、
最初のうちは色々な人と仲良く
話をしたりしていても、
いつの間にかその中で
グループができてしまい、
私だけそこから外れてしまって
いることが多くあります。
会えばお互い普通に話しますが、
皆でバーベキューに行った等の話を聞くと、
無性に寂しさを感じてしまいます。
私がハイキングやイベント等を
提案すると、皆参加はしてくれますが、
私が誘われることはないのです。
私が皆より年上であることを
気にしすぎていた事が原因なのか、
私にはやりたい事、興味がある事が
たくさんあり、その話をする事で
忙しいと思われているのかも、
とも思います。
もしかしたら、
冗談まじりで上から目線で
物を言ってしまうことが、
原因なのかとも。。。
ただ、やりたい事をやる時間を
取ることができる今のスタンスが
ちょうど良いのかな、
と思う時もあり、時どき感じる
寂しさを紛らわしたいだけで
友達を求めているのかな、
と思う時もあります。
自分勝手な悩みかも知れません。
以前は自分が嫌いでしたが、
今は先生のセミナーや
断捨離のセミナーに参加・実践
することで、自己肯定感は
上がって来ていると感じています。
よろしくお願いします。
【さっち~・49歳・専業主婦】
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A:
FROM 川畑のぶこ
孤独感は私たちを蝕みますね。
確かに、年上の先輩と感じると、
カジュアルには声がかけにくいことも
あるかもしれません。
そのような時は、やはり年の差を
感じさせない、話しかけやすい
雰囲気で接することは
重要になってくるのかもしれませんね。
さっち~さんは、冗談交じりに
上から目線のことがあるとのこと。
冗談と受け止めてくれていれば
良いのですが、万一単に上から目線と
受け止めている場合は、なんとなく
距離ができてしまうのも仕方ないかも
しれません。
また、たとえ冗談であっても
それが相手の好む冗談のスタイルで
ない限り、上から目線はあまり
気分の良いものではないかもしれません。
相手の心の中は苦笑いということも
考えられます。
上から目線は、たとえそれが
冗談であっても
「相手より優位でいたい」心理が
働いていることが考えられます。
これは劣等感の裏返しです。
どこかで自分が劣っていると
感じるので、優位でいなければ
価値が無くなってしまうという
誤った考えから、心理的に
駆り立てられてしまうのです。
そのような優越感は、
相手に劣等感を生じさせます。
私たちは皆、自分には価値があると
感じたいですし、それを他者との関わり
合いの中で感じたいと思っています。
さっち~さんと一緒ですね。
まず、友情には、
どちらかが優る必要もなく、
どちらかが劣る必要もない
ということを覚えておくと良い
かもしれません。
相手に対する敬意と思いやりが
感じられるコミュニケーション
というのは、年の差に関係なく、
良好な関係を築いてくれるのでは
ないでしょうか。
さっち~さんは、周囲の人々に
深い興味や関心はありますか?
相手をよりよく理解したい
という動機から、
相手に思いやりや優しさを持って、
相手と心から繋がる気持ちで
接しているでしょうか?
それとも、相手が自分のことを
どう思っているかということに、
より強い関心があるでしょうか。
相手がさっち~さんは自分に
愛ある関心を持って、また、
思いやりと敬意を持って接して
くれていると感じることができれば、
おそらくその人はさっち~さんと
一緒にいて心地が良いと思います。
心地が良い人とは長く時間を共に
したいと思うでしょうから、
自ずと声がかかることも増えるの
ではないでしょうか。
ぜひ、そのようなコミュニケーションを
心がけてみることをお勧めします。
また、さっち~さんは、ご自分から
周囲に対して「私も誘ってね♪」と
声をかけたり、バーベキューの話を
耳にした時に「えー?そんな楽し
そうなイベント、参加できなくて
寂しいー!」と伝えたりしていますか?
もし、していないのなら、
周囲に素直に寂しさを伝え、
自分も誘って欲しいとリクエスト
してみてはいかがでしょうか。
嫌味な感じではなく、
素直さと正直さとさわやかさを持って、
コミュニケーションしてみると、
相手も気軽に声がかけやすく
なるかもしれません。
PS
川畑のぶこへの質問・ご相談は、
こちらから。
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◎編集後記
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「相手より優位でいたい」
っていう気持ち、多かれ少なかれ
誰でも持ってるものですが、
相手のそれに気づいていながら、
「もっと上」になろうとするか、
(マウンティングって言うんですかね?)
「そういう風に思ってるんだね」と、
一歩引けるか。
その人とどんな関係を結びたいかで
対応も変わってきますよねー。。
といいつつ、このところ、
「一歩引く」自分であることを
心がけてます。
これまた、
数々の手痛い失敗から得た
学びでございます。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
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