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2017/04/07(金)

【小松易】減らすとは「活かす」こと

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

FROM 小松易

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

「宝の山」と「ゴミの山」

あなたはどちらが
好きですか?

あなたの住まいや職場が
「宝の山」だとしても、、
「宝の持ち腐れ」だとしたら、
それはもしかしたら「ゴミの山」
と同じなのかもしれません。

「“宝の山”発見プロジェクト」

九州のある会社の製造部チームは、
自分たちの「かたづけプロジェクト」に
こうネーミングしました。

理由は、良い道具がたくさんあるのに
使うたびに散らかって、
埋もれてしまって、
いつも社員は探し回っている。

「あるのに、ない」

数カ月間でその状態から
いかにして脱出できるのか?
そんな想いが込められた名前です。

さて、ゴミとは、
「不要になったモノ」
を単に指す言葉ではなく、
そこにあっても容易には取り出せない、
取りに行けない状態になったモノ。

つまり、どんなに素敵なモノでも
アクセスできない状態にあるモノは、
「ゴミ」かもしれないのです。

さらに、あること(存在)すら
忘れ去られているモノも、
間違いなく「ゴミ」。

私はあえてそう言います!

モノの立場になって
一度考えてみれば、

一度しか使われず、
いや、実は一度も使われず、
忘れ去られたモノたち。

家の中にあるモノも
アクセスできないと
存在しないのと同じ。

ましてや、記憶の彼方に消えたモノ。
それは、在っても無いに等しい。

実は「宝の山」から発見されるのは、
「お宝」だけではありません。

宝の山の片づけで発見するのは、
モノではなく、想いや感情です。

ソレを手に入れた時の喜び。
なのに一度も使わなかった「もったいなさ」。
あるいは、存在自体忘れていたことの罪悪感。

なぜモノを捨てるんですか?
あればいつか何かで使えるのでは?

たしかにいつか何かで
使えるかもしれません。

でもあえて「分けて」、
「減らす」の意義は、
どこにあるのでしょうか?

私はこう思うのです。

減らすとは、活かすこと。

たとえば、
机の引き出しにギッシリ入っている
10本の黒のボールペンを
たった1本に厳選すれば、
その1本をあなたは大事に使おうと
意識が変わるでしょう。

自分で選択し、残したモノ
に十分に活躍してもらう。

1本のボールペンを10年使えば、
それがすなわちあなたの生活や仕事で
欠かせない「宝」となるのです。

後生大事に10年間しまわれた
「お宝」ではなく、
使い倒してこそ、
モノは「宝」になるのです。

あなたの人生において
欠かせない「7つの宝」は
何ですか?

「生活編」、「仕事編」なんて
考えてみるのもおもしろいかも
しれませんね。

ぜひ週末に考えてみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」のホームページ
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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「よく使うから!」という理由で、
同じペンを1ケース(12本入り)
買ったことがあります。

使っていたのが見当たらなくなると
「たくさんあるからいいよね」
と、新しいのを取り出し、
また見当たらなくなると取り出し、
を繰り返し、1本も使い切ってないのに
あっという間に箱の中は半分に。

「大事に使う」「使い切る」
がおろそかになるまとめ買い。

もうしません。。

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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