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2017/04/06(木)

「道具幻想」は潔く断捨離!

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

4月6日、木曜日
<旧暦弥生十日>

久しぶりに
東京で満開の桜を眺めました。
しかも、夜桜、花見宴会ではなく
暗い中での静かな対面です。

冷たい空気の中、
薄い桜色の花びらが重なり合って
仄暗く浮かぶ姿は、やはり、
妖艶と言いたくなりますね。

ところで、今日のメルマガでは、
この「妖艶」とは無縁、
まったくかけ離れた私たちの
キッチンでのあり様を考えてみることに。

どこの家庭でも、
ありふれた光景となっているのは、
鍋とフライパンの数の多さ。

用途別(あるいは、材質別)の
鍋とフライパン。
大きさ別の鍋とフライパン。

用途別の数 × 三つ(大・中・小)の大きさ
=10~20個

なんてことがよくある。

こんなふうに掛け算で増え続けた
幾つもの鍋とフライパンが、
キッチンのユニットの中に重なり合って
押し込められているのが常。

当然のことながら、
取り出しにくく仕舞いにくいという、
煩わしい手間がいっぱいの現実が
そこに横たわっている。

そして、
こんな光景が展開するキッチンに
共通するのは、このキッチンの主(あるじ)
である主婦の料理の苦手意識が強いこと。

つまり、その背景は、
料理が苦手であればあるほど、
道具でカバーしたくなる
私たちの心理があるのです。

この鍋さえあれば、
このプライパンさえあれば、
なんとかなるような気になって
その数が増えていく。
もちろん、
それは鍋やフライパンに限らず、
その他の道具や家電製品たちも仲間入り。

たしかに、新たな道具とは、
とっても魅力的に映るものですね。
けれど、結果、その道具たちは
活かされることなく無用の長物と
成り果てることがほとんど。

フードプロセッサーしかり。
ジューサーしかり。
ミキサーしかり。

そして、狭いキッチンカウンターは、
ますます狭くなり混乱するばかり。

私は思うのですよ。

料理が苦手なのは仕方のないこと。
誰もが料理好きで得意とは限らない。
けれど、苦手主婦たちは、
どうしてもそこに
負い目を感じてしまうよう。

けれど、だからこそ、
ここに視点を移して行きましょうか。

道具軸からキッチン空間軸へ。

このキッチンは、立ちたくなるような空間なのか。
このキッチンは、入りたくなるような空間なのか。

それとも、立ちたくもなく、
入りたくもないような残念な光景の
キッチンなのか。

そうですね、
ただでさえ料理が苦手な上に、
一気に気分が萎えるようなあり様の
キッチン空間だったしたら、
料理がもっと忌まわしい、
苦痛な家事に転落していくことは
避けられない。

道具に凝るのではなく、
道具を絞り込んでキッチンを快適空間に。
思わず立ちたくなるよう爽やかな空間に。
喜んで入りたくなるような嬉しい空間に。

そういえば、プロの料理人は
道具を厳選するのだそう。
たとえ、たくさんの道具を
持っているとしても、
どれも手入れが行き届いて
ピカピカに磨かれているもの。

もしも、
あなたのキッチン道具たちが、
手入れされることもなく
放置されているのならば、それこそ、
道具幻想は潔く断捨離して、
キッチン空間をスッキリ
させることの方が先決なのですね。

実際、そうやって、
苦手な料理を面白い家事仕事に
シフトさせていったダンシャリアンが
いっぱいいますからね。

実は、私やましたひでこも、
その一人なのですが。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノは断捨離して、
手間いらずのスッキリ空間を
増やしていって下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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卵焼き用のフライパン
ホットケーキ用のフライパン
炒め物用の深型フライパン
大きめのフライパン

を、取り揃えていた時期がありました。
(ホットケーキ用ってw)

今はフライパンは一つもなし。
万能鍋と行平鍋が大活躍してます。

でも、これはこれでミニマム過ぎ。
「潤い」が足りない自覚はあるんです。
まだまだ道半ばです、、^^;

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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