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2016/11/23(水)
【川畑のぶこ】[Q&A]口癖を直して明るく生きたい!
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、 川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。
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Q:口癖を直して明るく生きたい
言葉の断捨離をしたいのですが
思うようにできず困っています。
私は、よく「困ったなぁ」
「どうすればいいんだろう」
「ごめんなさい」が口癖に
なってます。
言った後言わないんだった!
と打ち消すのですが、
つい口から出てしまいます。
また 息子の口癖も気になります。
「疲れた」「くだらない」
「何処か遠くに行きたい」
別に具体的に何処かというのではなく
何処でもいいから遠くに行きたい
と言います。
マザーテレサの言葉をたとえにして
「言葉には力があるから
いい言葉口癖にしよう」
と自分にも息子にも言うのですが
説得力がありません。
そんな風に考えたら、悪いことを
思ったりしたら余計罪悪感が出て
辛くなると息子に言われました。
口癖を直し、明るく幸せに生きたい
のですが、アドバイスお願いいたします。
【ミミ子・50代・パート】
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A:
FROM 川畑のぶこ
ミミ子さんのご相談内容を読みながら、
ドキっとしました。
私も気をつけよう!と(笑)
おっしゃる通り、
言葉には力がありますね。
先日、私も実行委員を務める、
ホリスティック医学フォーラムで、
滋賀県立大学工学部の奥健夫教授が
非常に興味深い仮説をプレゼンされて
いました。
光のエネルギーが凝縮してこれ以上
凝縮すると光でいられなくなる状態
までくると物質化するのだそうです。
この理論から、私たちはエネルギーの
かたまりであると言えるわけです。
宇宙最大の爆発現象にガンマ線
バーストというものがあるそうでが、
その単位は、
10^14eV(10の14乗 電子ボルト)
というものになるのだそうです。
はい、私も数字アレルギーなので、
眠くなる話なのですが、人間の
エネルギーは、体重が50kgの人で
10^31eV(10の31乗 電子ボルト)
という計算になるそうです。
どんなに数字アレルギーの私でも、
人間ひとりの持つエネルギーは、
宇宙最大の爆発現象ガンマ線バースト
よりもでかい!
めっちゃくっちゃでかい!
ということだけはわかります。
ホントにびっくりです。
さて、では、目には見えない私たちの
言葉をこのようにエネルギー値に
換算したらどうでしょう?
私は物理学者でないので、
具体的な 数値はわかりませんが、
おそらく、とてつもないエネルギー量
なのではないでしょうか。
言葉のエネルギーは、
その恩恵を受けることもあれば
被爆することもあるでしょう。
台に足をぶつけたとします。
A=ぶつけた足にアザができる
B=「馬鹿じゃない」と辛辣にいわれる
この2つの側面において、
身体的な痛みは A>B ですが、
見えないエネルギーの痛みは B>A
になると思います。
このように、どんな言葉を
どんな意図 を持って自分や
他人に向けて発するかは
とても重要だと思います。
ミミ子さんの素晴らしいのは、
ご自身で発する言葉を自覚されていて、
問題に気づいていらっしゃる
ということだと思います。
どれだけの人が日々、いえ、毎瞬、
無自覚に暴力的な言葉を発している
ことでしょうか。
言葉の断捨離に関しては、
「否定的な言葉を口にしてはいけな
い」と自分にプレッシャーを与えるの
ではなく「肯定的な言葉を増やそう」
と意識してみてはいかがでしょうか。
「ガラクタを捨てねば」
と駆り立てるのではなく、
「ゆとりを増やそう」という具合に。
何事もバランス。
「困った」「どうすればいいんだろう」
「ごめんなさい」といった言葉自体は
ニュートラルな言葉であって、
決して否定的ではないと思いますが、
おそらくミミ子さんの文脈において
不健全に取り扱われているということ
だと思いますので、その場合は、
「困ったなあ」
→+「解決に向けて動こう」
「どうすればいいんだろう」
→+「智慧を絞ってみようっと」
and/or「助けを借りようっと」
「ごめんなさい」
→+「ありがとう」
など、否定的なトーンを相殺する
言葉を増やし、より希望と勇気を
持って前進できる文言を添える
(増やす)ことでバランスを
取り戻せるのではないでしょうか。
ゆとりを増やそうとすると、やがて
ガラクタの居場所がなくなるように、
肯定的な言葉を増やそうとすると、
やがてネガティブな言葉自体が
押し出されて自然と減ってくるかも
しれません。
断捨離は代謝。
ぜひ、不快な言葉を快適な言葉に
入れ替えてみてください。
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川畑のぶこへの質問・ご相談は、
こちらから。
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◎編集後記
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人間の持つエネルギー量って
すごいですね!
「10^31eV」を見て、物理アレルギー
(赤点とるほど、、)の私は、
「川畑さんのメルマガ、、だよね?」
と何度か確認してしまいましたw
数字にすると、言葉からも
いかにネガティブなエネルギーを
受けてるかわかります。
不快に気づいたら快適に入れ替える!
実践していきたいですね。
–青野慶子
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この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
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