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2016/09/22(木)
【やましたひでこ】「開放」すれば「解放」される
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
9月22日、木曜日
<旧暦葉月二十二日>
秋の彼岸、秋分の日。
半年間の
断捨離実践・徹底サポートコースの
クルーたちとの実習航海、つまり、
5期生との講座を終えて、
私も少しばかりの骨休め。
久しぶりに地元の我が家に
戻っているところ。
別に骨を折るほどに大げさな講座
という訳でなく地道な講座、
でも、全力投球、真剣勝負
であったことはたしか。
なぜなら、クルーたちは、皆、
人生に風穴を開けたくて
この講座に臨んだのだから。
さて、その地元の我が家では、
連休ということもあって千客万来の毎日。
日本に里帰り中のモントリオールの
友人ダンシャリアンみゆきさんが
訪ねてきたり、メルマガ執筆陣のひとり
千場ひろこ嬢一家四人が突然現れたり。
しかも、仲良し友人のキルト作家、
曼荼羅アーチストの佐代子さんが
我が家をギャラリーにして作品展を
開いていたので、いっぱいの友人たち、
かつての受講生さん、はじめましての
人たちのご来場。おまけに歌手朴保さん
が東京から飛んで来てくれて
応援ライブコンサートをして下さって。
それに、もちろん、
なくてはならない親睦会という名の
飲み会もあって。
そうですね、我が家は、
民泊ハウス
ギャラリー
ライブハウス
ワークショップ会場
宴会場
と、いかんなく空間の威力を発揮!
時に、自分の住まいを
「開かれた空間」として提供、
活用できるのは、私にとっても
とても嬉しいこと。
なぜなら、空間には、
そこに集う人たちの
豊かな交流があってこそ
高いエネルギーが宿るのだと
思うから。
そうですね、あなたも空き家の
うらぶれた物悲しさを
感じることはあるでしょう?
まして、その空き家の中に、
何の意味もなさない荷物が
放置されたままであったならば、
薄気味悪くすらあるものです。
実は、この我が家も
そんな運命を辿っていたのです。
一人暮らしの老年者であった
前の持ち主が亡くなってから
7年間以上放置された古い町家。
相続した子は片づけるどころか
まったく近づきもしなかった哀れな家。
でもね、それも無理もないこと。
だって、この家には40年以上
溜め込み続けられていた物、
つまり、ゴミ・ガラクタで
いっぱいだったのだから。
そう、誰だってこの家自体の存在を
疎ましく思うに違いないのです。
そんな誰もが嫌うこの家を、
私はたった一人で片づけ始め
潰すことなく元の伝統的な
町家として再生。
時間も労力もお金も費やすこと2年近く。
我ながら根性があったと思う。
けれど、12年前のこの町家再生が
私の運命を開いてくれたのです。
これを機会に地元行政の町家再生
プロジェクトに携わることになり、
断捨離が社会的な活動として
認められるきっかけとなったのですから。
余計なモノどもを捨てていくこと。
過剰なモノたちを手離していくこと。
それが、空間を、家を蘇らせていく。
それが、ひいては自分自身をも
再生させていくことになる。
運命だって開かれていき
自分を新生させていくことになる。
私やましたひでこは、
まさに、その体現者ですね。
そういえば、
断捨離実践・徹底サポートコースの
5期生たち。当初の断捨離の合言葉は、
「さようならー」であり、
そうやって余計なモノたちと
お別れしていったけれど。
講座を終えた今は、こんな言葉を
添えながら断捨離を続けている。
「解放」
「クリエイション」
断捨離とは、自分のための
自分で行う「開放空間」づくり。
そして、家の「開放」が
進めば進むほどに、
あなたは「解放」されていき、
自分の人生をクリエイトしていく
ことができるのです。
さあて、今日のあなたも、一つでも
余計なモノを断捨離して、入れ替わりに
「解放」を手にいれて下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
PS
金沢で活躍する断捨離トレーナー
北林ちかこさん。
モノを手放すことで、
自分自身を縛っていた
価値観からも解放されて
いったその軌跡を、
ぜひご覧ください。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/vH4z4h0Y/234247/18266578
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◎編集後記
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断捨離実践・徹底サポートコースの
5期目が先週末に終了しました。
2014年2月からはじまった
こちらのコース。
スタートの第1回目講習と、
最後の第6回目講習では、
家の中もさることながら、
参加されているご本人が
別人のように変化されているのを
毎回、目の当たりにしてきました。
断捨離おそるべし。
第6期は来年1月スタート予定。
次に断捨離で人生を変えるのは、
あなたかもしれません。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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