断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

FROM　千場ひろこ

みなさん、
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。

先日、とある講演会に
行きました。
陰陽五行の祭祀を
テーマとしたお話です。

世界の古代神話のモチーフ
「蛇」もまた、お話の
重要なカギを担っていました。

その中休みの時間に
隣の席の方が
なにやら熱心に講師の先生に
話しかけています。

「いやあ、先生
8は蛇の数字ですもんね。
この講演会が8の付く日に
開かれたのも偶然ではないですよね？
すごいですね」

というような声が。

どうやら先生はその意図は
なかったようですが。

「へえー、8って蛇の数字
とする説があるんだ」
と小耳に挟んだ私。

テンションの高いその人を
横目に見つつ、
ぼんやり考えごとをしました。

ーーーーー

友人に、神社に行くと
「ほら、私たちが来たら晴れたわ！」
という晴れ女タイプは結構多く。

あるいは、
「今日は龍神さまが来ているので
雨が降っている」
なんてあっさり寝返る人も少なくない。

講演会に来ていた女性と
似たタイプ、かな。

普段わりとテンションの低い私は
「どっちでもいいんじゃん！笑」
と声にしたり、心でつぶやいたり。

私の友人や、その講演会で出会った女性は
俗にいう、「引き寄せ」系の発想
といいましょうか。

なにごとも偶然ではなく
必然だと考えたがります。
わりと自分にとって
“都合のいい解釈”が得意です。

…と書いていると
いじわるっぽく聞こえそうですが。

その自分にとって
“都合のいい解釈”というのは
ある意味で、実は、
正しい処世術なのだと
思い直しています。

むしろ“客観的に…”
なんて言っているほうが損かも、と。

というのも。
以前こんな記事を書きましたが。
https://yamashitahideko.com/2015/12/15/no-1537/

「思考は現実化する」は
物理学においても
説明がつくようになっているんですね。

だって、意識で念ずることは、
素粒子（物質の最小単位）というエネルギーが、
ある素領域から別の素領域に伝わり、
現実化する方向へと再編成すること、らしい。

「信じるものほど救われる」とは
よく言ったもんだ。

それが真実だとすれば。
「偶然だと思えば偶然」だし、
「必然だと思えば必然」、
ということですもんねえ。

ーーーーー

でもこうも思います。

「信じるものほど救われる」
を、それこそ疑いなく信じることができたら。

その人は妙な期待感もなく、
”静かな確信”に満ちているはず。

やました先生がよくおっしゃる、
ヨガの哲学的示唆に富んだ言葉、
「信じて期待せず」
を想起させますね。

そして案外と。
「信じるものほど救われる」
を疑いなく信じることは難しい
と気づかされます。

救われるなら信じればいいのに…
人間て不思議ですよねえ。

いや、それを「難しい」と思えば
「難しい」が私にとって
真実になってしまいますしね！

ははは、おもしろい。

「信じるものほど救われる」
これをニュートラルに信じられる人は
美しいなあ、と思います。

そうありたいものです。

【今週ダンシャッたモノ：
余った暖房器具（リサイクルショップへ）】

追伸：
先週のメルマガ「京都の銭湯にて」
ではたくさんの感想とご意見、
ありがとうございます。
大変考えさせられました。
なんらかのかたちで、みなさんと
シェアさせていただきます。

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◎編集後記
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「信じるものは救われる」を、
「”自分を”信じるものは救われる」
と解釈するなら、
「いつでも疑いなく信じる」って
なかなか難しい、、

でも、「自分軸がしっかりある私」だったら、
できるんだとも思います。

誰かが言ってたり、
世間一般の常識だったりに流されず、
しっかりした「自分軸」を作っていくには、
「日々の鍛錬（＝断捨離）」あるのみ、ですね。

青野慶子

PS
「日々の鍛錬」を続けていく土台は、
健やかな心と体。

心や体に何らかの不調を感じているなら、
ヨガがオススメです。

ヨガをすることで、全身がほぐれ、心を安定させて
自律神経の動きを正常に保つことができます。

詳細はこちらから
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What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪