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2016/01/04(月)

【やましたひでこ】実家の断捨離バトル

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2016・1・4 No.1556

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◆今日の断捨離 「実家の断捨離バトル」

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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

平成28年、2016年
1月4日月曜日

和名ならば睦月の四日
旧暦でいえば、未だ、霜月二十五日

はい、なんであれ、1月最初の月曜日。

今日から仕事始めのあなたに、
今日もお休みのあなたに、
お正月といえども関係なく働いていたあなたに、
このメールマガジンも通常の
執筆シフトに戻ってお届けしていきますね。

どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。

ところで、この年末年始。

帰省して実家の有り様に愕然とした人。
帰省する家族を迎えるために必死に家を片づけた人。

ためらわれる程の溜め込み屋敷の実家に
しぶしぶ行った人。
実家にやってくる家族のための
お料理づくりに懸命で片づけまで手が回らなかった人。

そもそも、実家が片づいていようが、
いまいが、そんなことは気にならない人。
そもそも、帰省する家族をどんな状態の
家で迎えようが意に介さない人。

それぞれの実家で、それぞれのお正月の
風景が展開したのだろうなと。

私はといえば、
ハイパータメコミアンの母の元、
東京の実家に帰省するたびに、
断捨離にせっせと取り組んでいたこと思い出す。

「捨てる!」vs「捨てない!」の対立を繰り返しながら。

でも、それも、今は昔のことに。

ここ10年は母と同居、戻る実家はなくなり、
それどころか、日常的に、
ハイパータメコミアン母とスーパーダンシャリアン娘
<もちろん私のこと>の仁義なき
断捨離バトルを繰り返していたので。

その母も、昨年、逝ってしまい、
とうとう、この長かった消耗戦にも
終止符が打たれることに。

そう、この断捨離バトル、
どちらが勝利したか、決着をみることなく
終わってしまったけれど、元々、
勝った負けたというレベルの問題では
なかったということなのでしょうね。

どんなモノであれ、
モノを沢山持っていることに価値を置く母。
どんなモノであれ、
モノは活用することに価値を見出す娘。

モノの要・不要を問うことなく、
とにかく手元に置いておきたい母。
モノの要・不要を問いつつ、
とにかく不要なモノは捨てたい娘。

沢山のモノをもっていることを好んだ母。
少ないモノに絞り込み選び抜くことを好む娘。

モノを溜め込むことが大好きな母。
モノを溜め込むことが大嫌いな娘。

片づいていないことなど問題にしない母。
片づいていないことにやり切れなさを覚える娘。

いやはや。

まったく、神様は、ご先祖さまは、
いったい何をどう計らって、私たちを
母と娘という親子関係にしたのかと、
何度訝ったことだろう。

その訝りに、今もって、
答えは出ていなけれど、この母の存在で、
私の断捨離が鍛え抜かれたのは間違いないこと。

それは、錆びた砥石の歯で削られているかのようで、
それは、目の粗いサンドペーパーでこすられているようで、
とても痛かった経験の積み重ねだったけれど。

お蔭で、私は、

モノとの関係を深く観察するようになった。
モノをとおして人の心理を深く考察するようになった。

無自覚な自分に、自分で気づき、
自分でNGサインを出せるようになった。

自分がつくりだしたモノとの関係が、
周囲との人間関係にも同じ様に
映し出されることも見えるようになった。

住空間の有り様が、
そこに住み暮らす私たちの身体衛生、
精神衛生に、どんなに大きく影響するかも
肌で感じ取れるようになった。

モノを溜め込むことが、
どれだけ暮らしを淀ませ、
いかに人生を滞らせるかも分った。

そして、なにより、
知識偏重の罠から抜け出し、
行動へと繋げることが少なからずできるようになった。

なぜなら、断捨離は行動していく哲学だから。

ああ、もちろん、まだまだ発展途上だけれど。

そうですね、母と私の親子関係は、
とても残念なものであったけれど、
母が不幸であったのかどうか、
それは、私にはわからない。

実は、今でも、母がとても残念な人生を
送ったとしか思えなかったりもする。
でも、それは、言うまでもなく、私の視点でしかないこと。

もしかして、今頃、かの世界で、
私の母は、見事に敵役を演じ切り、
娘を鍛え抜いた役回りにとても満足しているのかもしれない。
それはアカデミー賞級の演技だったと
悦に入っているのかもしれない。

それとも、娘のことなどどうでもよく、
最後に肉体の大断捨離を成し遂げて、
魂の自由を満喫しているのかもしれない。

まあ、私は、後者の方だと思っているのだけど。

さてさて、新年早々のメルマガ記事が、
私の個人的な話に終始してしまい恐縮です。
それでも、少しでも、
断捨離バトルの渦中にいる方の参考になれば幸いなのですが。

有難うございます。

さあて、今日のあなたも、
モノを通して自分を振り返ってみて下さいね。
そして、親子関係も。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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私も今日から仕事はじめ。

休み中にパソコン内の
いらないファイルを捨てたので、
ちょっとスッキリしています。

今日からまた頑張りましょう!

渡辺万里子

PS
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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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