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2015/12/07(月)

【やましたひでこ】知恵を得るためにやる1つのこと

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・12・7 No.1529

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◆今日の断捨離「知恵を得るためにやる1つのこと」
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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

師走七日、月曜日。
二十四節気「大雪」

断捨離祭り2015

先週の5日土曜日に東京で開催されました。
日本全国、海外からと、会場いっぱいの
ご参加をいただきました。

有難うございます。

「祭り」とはいえ、講師陣がそれぞれ
登壇してレクチャーをするスタイル。
そう、まるで学校の授業のよう。

そして、お一人で参加した方も、
たちまち打ち解けてしまう雰囲気があるのも不思議です。

それは、ひとつの断捨離という意識の
「砂場」で遊び戯れていた幼馴染みとの
再会を果たしたかのごとく。

ところで、
今年の断捨離祭り2015のテーマは、

「手放し」

はい、これこそが、断捨離の大命題。

なので、私やましたひでこが、
断捨離祭りでお話しさせていただいたこと。
今日のメルマガ記事にまとめ直して
書かせていただきまますね。

◇◇◇

断捨離の思想的ベースのひとつ、老子四十八章

為学日益、為道日損
損之又損、以至於無為
無為而無不為

学を為せば日に益し、道を為せば日に損す
之を損し又損し、以て無為に至る
無為にして為さざる無し

もとより、
私が老子の研究家であるはずもなく、
この老子の四十八章に、
いったいいつどこで出逢ったのか、
まったく記憶も定かでないお粗末さ。

けれど、何故だか、こんなふうに
訳してあったことを今でも覚えている。

「知識を得たいのなら、毎日増やしていきなさい。」
「知恵を得たいのなら、毎日減らしていきなさい。」

そうか、知識とは増やしていくもの。
けれど、知恵とは、知識を手放してこそ、
得られるものなのか。

それが、当時の私なりの理解だったのだけれど、
では、「知識を手放す」とは、
どういうこと?なんて、次の疑問が湧いてきて。

つまり、知識で頭をいっぱいにしても頭が詰まるだけ。
得た知識をいかに行動に落とし込んでいくか。
行動とは、頭の中の知識を外に出して減らしていくこと。

言い換えるならば、
知識は「行動という触媒」によって
化学変化をおこし知恵となっていく。

そして、知恵とは、知識とは違って覚えておく、
つまり、溜め込んで抱えておく必要はなく、
ひとたび、知恵となってしまえば、
必要な時に必要なだけ自在に湧き出てくるものだから。

でもって、私が辿り着いた自由訳は、これ。

「為学日益、為道日損」=「知行合一」
知ったことと行うことを一致させなさい。

そうですね、私、
「老子さまの仰るとおりでございます、
はい、申し訳もございません」、
なんて、気持ちにさせられたものです。

だって、私たちは、片づけの知識・情報なんて、
すでに、山のように持っているわけで。
整理術も収納術も巷に溢れるばかりにあって。
でもね、相変わらず、片づけられない
という悩みを抱えた人はいっぱい。

そうですね、知識を得るのは簡単、
でも、その知識をしまいっぱなしにして
忘れてしまい、だから、日常の生活で
使いこなすことをしないでいる私たち。

もしかして、私たちは、
知識を得たことに安心してしまう癖が
あるのかもしれません。

そう、思うと、頭の中の知識も、
引き出しの中のガラクタと化したモノたちも同じ。

それを手にした嬉しさだけで満足してしまい、
どこかに突っ込んだままにして、
やがて持っていることも忘れ、
使うこともせず、おまけに、
また、同じモノを買ってきたりしてと。

どうでしょう?

ああ、長くなりましたね。

この断捨離やましたひでこの
「老子四十八章」の自由訳の続きは、
次回、10日木曜メルマガにて。

さあて、今日のあなたも、ひとつでもいいから、
要らないモノを捨てて下さいね。
それが、行動することということだから。

ではでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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毎日をより良いものにしたいと思うと、
本を読んだり、人から話を聞いたりと
知識がどんどん増えていきますよね。

しかし、知識として溜まっていくと、
頭でっかちになってしまいます。

これって、あんまりかっこよくないですよね。

知識を知恵に変えていくには、
行動して、知識を手放していくこと。

今日はぜひ知っている知識を
行動として起こしてみてくださいね。

渡辺万里子

PS.
断捨離を実践している方には
子育て真っ最中の方も多く、
子育てセミナーで学ぶ熱心な方も多いです。

しかし、今までの子育てセミナーでは
得られなかたったものが
この音声講座で新たな発見があったようです。

詳細はこちらから…

http://123direct.jp/tracking/cr/JUeI5h2j/212250/16092004

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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