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2015/11/18(水)
【川畑のぶこ】[Q&A]すぐに謝ってしまいます…
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・11・18 No.1511
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◆今日の断捨離 「[Q&A]すぐに謝ってしまいます…」
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私が困っているのは自分の「謝り癖」です。
相手の不機嫌や、暴力的な感情に
さらされると、ひとまず相手の感情を
おさめようと反射的に謝ってしまします。
しかし、時間をおいて事情をかえりみると、
こちらが悪いばかりでもありません。
後になってすぐに謝るのではなく、
こんなふうに言えばよかったなど後悔してしまいます。
幼い頃の家族の不機嫌な感情に
接したときの恐怖が関連しているのかとも思っています。
【40代・女性・看護師】
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A:
FROM 川畑のぶこ
自分は悪くないのに謝ってしまう、
まずは自分にはそういう癖があるのだ
ということを意識して、悪くないのに
謝ってしまう度に
「またやっているな」と
気づくようにしてみてください。
そして
「次の回には違いをつくる私です」
とアファーメーションします。
アファーメーションというのは、
自分自身への内なる宣言で、
自分の未来をより良いものにするために
内面的に行うものです。
「私は自分を大切にします」
というものも良いでしょう。
看護師という職業に就く方の多くは、
自己犠牲を払って他人を優先することが多いです。
これまで相手に思いやりを示して来たように
これからは自分自身への思いやり大切にする、
その誓いを自分自身にたててみます。
そして、相手とのやりとりで
緊張感が出て来たときは、己の呼吸を
意識してみてください。
謝りそうになったら、そのモードに気づき、
まず「ひと呼吸」入れます。
対応を急ぐ必要は全く無いのです。
相手が気分を害していることには
残念なことではありますが、
全てが自分のせいではなく、
相手のものごとの受け止め方に
依存していることを深く理解します。
そのことを理解するためにもひと呼吸入れ、
その場その場で適切であると思われる
対応をする努力をしてみてください。
意識的な呼吸は「反応」を「対応」に
変えるのにとても効果的なアプローチです。
また、万一いつものように反射的に
謝ってしまったとしても、
必ずしも自分が悪いことを認めたわけではなく、
あくまでも痛みを緩和するためのその場凌ぎ、
すなわち、自己防衛であったときちんと理解し、
自分をいたわってあげてください。
その上で、今後はもっと違う健全な
自分自身の守り方を学ぶ、
今その過程にいるという立場を
再構築してみてください。
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川畑のぶこ(心理療法家)
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◎編集後記
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以前、川畑さんのセミナーに
参加してくれた方から、
こんなコメントをいただきました。
「”ME FIRST”しか持って変えられなかったけど
“ME FIRST”だけで劇的に変わった」
“ME FIRST”とは、まず自分を大切にする思考です。
自分を大切にしようというのは、
頭ではわかってはいても、
なかなか実行できないケースが多いです。
しかし、自分を大切にすることが、
・ストレスから解放され、
・毎日を楽しむことができ、
・周りの人にもいい影響をあたえられる、
好循環の始まりだということを、
身にしみて感じることができれば、
“ME FIRST”の思考が身に付いていくことでしょう。
川畑さんから”ME FIRST”を学びたい方は、
こちらから…
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渡辺万里子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
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