断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【やましたひでこ】家を散らかす犯人は?

2015/09/17(木)

【やましたひでこ】家を散らかす犯人は?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・9・17 No.1449

<メルマガ登録>
※PC:こちら からご登録ください。
※携帯:こちらから空メールをお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

—————————————————————————

◆今日の断捨離 「家を散らかす犯人は?」

—————————————————————————

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

長月十七日、木曜日。

雨が冷たく感じられる今日この頃。
夏の終わりではなく、秋の始まりと
言わなくてはなりませんね。

晩夏という言葉はお終いにして、
初秋という言葉が似合う
九月の半ば過ぎとなりました。

さてさて、私はといえば、
スケジュール帳と睨めっこをしては
少しばかりのため息を。

まるで、洋服でギチギチに詰まった
クローゼットのごとく、予定が手帖に
ビッシリと書きこまれているのでね。

まあ、それも致し方なし、
三週間も日本を留守にしていたのだから。

ああ、ため息をついていても始まらない。
ああ、ため息をついているヒマが
あったら目の前のことを淡々とこなしていけばいい。

なんてね、自分を奮い立たせてみたりして。

そう、空間の断捨離と同じで、
時間の断捨離も、最初に重い腰を
上げるには、自分で自分のお尻を
叩かなくてはならない時と場合もあるようです。

◇◇◇◇◇

ところで、私たちは、何かを誰かの
せいにしたがる傾向があるようです。
というよりは、誰も自分のせいだとは
思いたくないと言ったほうがいいのかもしれません。

だからなのでしょう、
特に、片づけに関しては、
こんな訴えをよく耳にするのです。

子供が玩具を散らかしてばかりで困るのです。

中学生の息子が学校の道具を玄関に
放りっぱなしにするので呆れています。
夫が趣味の雑誌や道具を居間に
置きっぱなしにするのが厭でたまりません。

そうでしょうとも、
この日常的に展開している光景に、
家を預かる主婦としては、
片づけを一人で担う立場では、
ウンザリとしてしまうのも無理からぬこと。

でもね、その原因は?

ここで、子供が玩具を散らかすのは
当たり前、第一、
その沢山の玩具を与えているのは、
親であるあなたでしょう・・・
なんて、言うつもりはありません。

むろん、息子の躾を間違えたのは
あなたでしょう・・・
なんて、言うつもりもありません。

ましてや、夫のモノが邪魔なのは、
実は、あなたが夫を邪魔に思っているから・・・
なんて、言うつもりもありません。

人は、私たちは、誰でも
モノを溜め込み、そして散らかすもの。
そして、散らかりを深刻にする背景は家の狭さ。

けれど、だからといって、
それを理由に片づけをあきらめる訳にはいきませんよね。

なぜなら、人の性分のせいにして、
快適な生活空間づくりを放棄して
しまうのは残念なことだし、また、
大きい家に一人暮らしの人でも
散らかった家に住んでいる例がいくらでもあるからです。

言うまでもなく、

散らかりの大きな原因は、多すぎるモノの量。
片づけを困難にしているのは、多すぎるモノの量。

そして、多すぎるモノを抱え込んで
いるのは家族ひとり一人、
つまり、家族全員が共犯者。

そう、あなたも共犯者。

さて、ここで問題とすべきことは、
共犯者が共犯者を責めても始まらないという事実。

たいてい、共犯者同志は罪の
なすりつけ合いに終始するのが常、
らちがあかないもの。

そうは、思いませんか?

因みに、
「自分がすべて悪いのです、
他の者に罪はありません」、
なんて、カッコイイ立場を貫ける人は
よほどの人ですよね。

でもね、だからこそ、
共犯者であることを、
素直に認めることから始めたらいいと、
私は思うのです。

そして、自分の共犯部分、
つまり、自分のモノの溜め込み、
自分の散らかし空間から、
断捨離に取り組んでいくのです。

いかがですか、この提案。

それに、断捨離を始めて、
実は主犯は自分だった・・・
なんてことに、気づく主婦、そう、
家の中で、自分が溜め込んだモノが
一番多かったと、改心<?>する例は、
とてもとても多いのです。

はい、あなたは、

主犯?
共犯者?
無実?

それとも、被害者?

そのところを、よくよくふり返ってみましょうか。

えっ、この私やましたひでこは?

はい、私のモノの散らかりは、
もちろん、主犯はこの私、
そして、その被害者もこの私。

いつも、そう思っているから、
せっせと断捨離に励んでいるのですけれど。

さあて、今日のあなたも、無実となってごきげんな一日を!

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

家が散らかってしまった時、
やたら人のモノばかり目につきますよね(笑)

けど、冷静に見てみると、
自分のモノばかりだった…
ということが、よくあります(TT)

あなたがもし
「家が散らかってるのは家族のせい」
と思っているなら、
少しだけ冷静に見直してみてください。
(モノの数を数えて見るのがオススメです!)

意外と自分のモノが多いことに
気づくはずですよ。

渡辺万里子

PS
断捨離は、片づけを通して、
自分勝手な思い込みや
自分を不安にしていた思い込みに
気づくこともあります。

マイホームを購入した
鈴木さんも自分の思い込みで
苦しんでいた1人。

鈴木さんがどのように、
自分の思い込みから解放されたかを
知りたいなら、こちらから…

http://123direct.jp/tracking/cr/2UTWjHJC/205847/16092002

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト