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2015/08/22(土)
【安永周平】「学んだ気」になる弊害
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・8・22 No.1423
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◆今日の断捨離 「「学んだ気」になる弊害」
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FROM 安永周平
昨日から、2泊3日の合宿型の
セミナーに参加しているのですが…
(※事業経営に関するセミナーです)
1つ、とても耳が痛い話がありました。
それは、何かというと…
「学ぶだけでは評価に値しない」
ということです。まぁ当たり前
…といえば当たり前の話ですが、
これだけでは終わりませんでした。
参加しているのは会社経営者ばかり。
(ジーンズで着たことを後悔してます…)
講師の方も、それをわかった上で、
学んだことを「実践」しないままだと
「学んだ気」になるだけで、これが
1番タチが悪い、と釘を刺しています。
というのも、自ら実践しない社長は、
スタッフの仕事のキャパを考えずに
「あれやれ、これやれ…」と、次々と
学んだ気になった事を言いまくる。
しかし、人間のキャパには限りがあり、
参加していないスタッフからすれば、
何をするかの詳細がわからないので、
ストレスばかりが溜まるでしょう。
新しいことを始めるためには、
何かをやめなければいけません。
ですから「これやれ」という言葉は、
『これはやめよう』という言葉と
セットにして提案する必要があると。
あぁ、そうだよな。
何かを取り入れるなら、
何かをやめないといけないな…と。
自ら実践しない人というのは、
なかなかこれに気づかないのです。
人間の限られたキャパに対して、
受け入れられる量は決まっている。
限られた家という空間に対して、
受け入れられるモノの量には
限界があるのと同じように。
断捨離で言うところの、
「1 OUT 1 IN」ですね。
何か1つを取り入れる前に、
何か1つを手放さないと。
新しいことを実践するために、
重要度の低いものを手放す勇気が
必要なんだな…と再認識しました。
* * *
ちなみに、断捨離を学んで、
実践しないことも同じでしょう。
せっかく、断捨離とは、ただ捨てること
ではなく「よりよく生きるための知恵」
だと、正しく理解したとしても…
実践しなければ、同じように
断捨離を「学んだ気」になって、
時にそれはマイナスになります。
学んだ後、いざ捨てようとしたら
「また必要になるんじゃないか」と
つい先延ばしすることがありますが…
「なぜ、先延ばししてしまうのか?」
という、先延ばしする自分の心と
向き合うことが断捨離のスタートです。
これをしないまま、思考が停止して、
結局は実践しないままの状態になる。
また明日にしよう…と思ったが最後。
昨日の決心はどこへやら、翌日は
決心したことすら忘れていたり。
これだけで終わればいいのですが、
「学んだ気」になっている時というのは
自分のモノは、文字通り棚に上げて、
「家族のモノ」が散らかっているのが
気になってしまったりするものです。
すると、断捨離ができないのは、
家族が原因ではないか…といように
自分を正当化してしまうことも。
(※これ、最悪の状態です)
断捨離は、まず自分から始めなければ
前に進むことなんてあり得ません。
学んだことを自分がやらないのに、
人にやらせることなんて出来ません。
無理やりやらせたところで、
人間関係は徐々に悪化するでしょう。
断捨離に限ったことではないですが、
学んだことは自ら実践すること。
そして、実践の抵抗勢力があるのなら、
それを乗り越える方法を知ることです。
断捨離を学んだのに実践できないなら、
まずは、できない原因を知りましょう。
断捨離を本格的にやろうと思うなら、
順序というものがあるわけなんです。
もしかすると、こちらのページに、
あなたが実践できない単純な理由が
あるのかもしれませんよ?
http://123direct.jp/tracking/cr/uy7zmFXZ/203859/12638014
PS
貴重な時間を使って学んだら、
その学びをマイナスにしないよう、
プラスにできるように実践しましょう♪
PPS
何を実践するかを決める…
これもまた断捨離の道ですね♪
この記事の執筆者について
安永周平
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