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2015/06/24(水)
[Q&A]35歳の息子とパートナーの将来について
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ
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2015・6.24 No.1364
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◆今日の断捨離 「[Q&A]35歳の息子とパートナーの将来
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Q:35歳の息子とパートナーの将来について
35歳の息子は、自分の夢・目的を持ち
現在パートナー(大学時代の同級生)と
生活を共にしています。
アルバイトの息子と正社員で働いている彼女、3年になります。
世間体では、昔の同棲でしょうか。
夢に向かいコツコツと努力をしている息子、
とはいえ将来が見えない35歳。
安定した職業に、きちんと入籍を…と
周囲から見られ、親としてけじめを
付けさせるべきだ、なぜ、そうさせないかといわれます。
また、結婚の形にこだわり、
内縁関係でいいのか、子供はいらないのか…と。
私たち夫婦は、安定した生活・入籍・
子ども・将来はもちろん気がかりですが、
二人の問題だと思っています。
親の気持ちは伝えるが、答を出すのは二人。
幸せは二人が作っていくもので、
傍から見える幸せを押し付けたくないと話しています。
夢の実現を応援し、
ともに生活してくれているパートナーに感謝し、
二人がどのように生き方をしていくのか見守りたいと思っています
これは、親としてはおかしいでしょうか?
友人との価値観の違いに唖然としています。
【60代 主婦 匿名希望】
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FROM 川畑のぶこ
A:
35歳の息子さんの不安定な職業に結婚問題。
安定した職業につき、結婚したのなら、
人生の目的である幸福を体験することが
出来るでしょうか。
まず、周囲の意見が気になるということに関して、
周囲の人々は息子さんのパーソナリティや
幸せの価値観を深く理解している方たちでしょうか。
その上で、職を変え結婚した方が
息子さんが幸せになれると
アドバイスしているのでしょうか。
その人たちは、息子さんのモデルに
なるような幸せな人生を生きて
いらっしゃるでしょうか?
そうであれば、それらの意見に
耳を傾けるのは価値があるかもしれませんね。
無論、だからと言ってその人たちの
価値観が息子さんにとって正しいと
いうことではありませんが、
参考にはなるでしょう。
もし彼らがいわゆる「一般論」を
かざしてジャッジしているのであれば、
「自分なりに生きる」ことよりも
「一般的に生きることが幸せ」という
価値観の人たちもいるということを、
しなやかに受け止めて、果たして
それが息子さんに合う価値観なのか
どうか振り返ってみてはいかがでしょうか。
安定ということに関しては、
パートナーと助け合いながら
バランスがとれているのであれば
それで良いという考え方もあるでしょう。
パートナーと別れて不安定になって
これではいけないと思ったのであれば、
そこから変化を起こすことも可能でしょう。
息子さんは決して何もせずにフラフラ
しているのではなく、夢に向かって
コツコツと努力をしているわけですからね。
素晴らしいことではないでしょうか。
親は子どもに苦労や失敗をして
ほしくないと臨みますが、子どもには
失敗や苦労をする権利があります。
親たちがそうであったように、
それらの経験からそこからいきいきと
学び、賢く自分自身の人生を切り開く
権利があります。
親や周囲はその権利を奪うことは出来ません。
周囲は色々というでしょうが、
息子さんの人生の責任をとってくれる
わけではありあせん。
ただし、相手にも相手なりの価値観で
生きる権利があるのもまた事実です。
ですから、その違いに過度に反応せず、
自分たちにとって好都合ではないけれども、
そのような人も世の中には存在するし、
そうであっても、自分の人生も息子の
人生も機能する、よってそのような
価値観があってOKと、しなやかに
受け入れるが吉でしょう。
周囲の言うことを流すことができず、
過剰反応している場合は、
ご自身の中に存在する彼らと同じ
価値観が刺激されてのことと思いますが、
そうであれば、もういちど
「幸せってなんだろう?」と、静かに、
そして丁寧に振り返ってみることをおすすめします。
自分の幸せと相手の幸せは違っていて
OKと、どちらかが常に正しい必要は
ないのだと、心底受け入れることが
できたのなら、母親が周囲の意見に
煩わされることも無くなるのではないでしょうか。
失敗しないことが幸せではありません。
失敗を恐れずに自己実現にチャレンジし、
たとえ失敗しても、それを学びとして
しなやかに人生を切り開けたのであれば、
そこに幸せの体験があるのではないでしょうか。
がんの臨床で、もし今日が人生最後の
日だったらという問いを投げることがあります。
後悔することのトップは
「周囲を気にしすぎて自分を大切に
しなかったこと」
が挙げられます。
もう一度人生を送ることができるので
あるとすれば、真に大切なことは
何かとの問いには
「自分に素直に正直に生きる」
というものが最も多く挙げられます。
どうぞ、参考にされてください。
PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)
あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
質問はこちらから
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◎編集後記
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「月曜から夜更かし」っていう
深夜番組知ってますか?
関ジャニ∞の村上さんと
マツコデラックスさんがやっている
番組です。
(私も毎週楽しみに見ています(^^))
6月27日(土)21時からの
2時間スペシャルがあるのですが、
やましたさんが出演します!
とっても楽しみですね♪
是非みてくださいねー!
渡辺万里子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
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