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2015/05/30(土)
【安永周平】不幸になるためのレシピ
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・5・29 No.13
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◆今日の断捨離 「不幸になるためのレシピ」
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ちょっと考えてみてほしいのですが…
「エルメスのバッグを買いたいのに、
諦めてプラダのバッグを買った…」
なんて愚痴を言うような、
ちょっと家計に余裕のある女性を
あなたは幸せだと思うでしょうか?
…ちょっと残念だと思いませんか?
物に執着してしまう「物質主義」は
結婚生活の破綻につながったり、
ストレスを増幅させたりするもの。
実は、物質主義については
たくさんの研究結果があり、
いつも同じ結論が出ています。
「物では幸せになれない」
という結論です。
これを知っていれば、
物質主義に陥りたくない…
と思う人がほとんどでしょう。
ところが困ったことに、
私たちの脳は、その逆で
「物で幸せになれる」という
前提で私たちを突き動かします。
その最たる例が「買い物」を
することによるストレス発散。
どんな人でも新しい物を買いたくて
頭がいっぱいになることがあります。
アメリカのミズーリ大学の教授、
Marsha L. Richins氏曰く…
ーーーーー
物質主義的な人は、何かを
手に入れようと考えるだけで、
短期的に幸福感が高まります。
そういう人たちは、いつも何かを
手に入れようと考えているので、
それによって、頻繁に気分が
高揚している可能性もあります。
でも、何かを手に入れようという
考えに伴うポジティブな感情は、
短時間で終わってしまいます。
実際に購入した後でもその感情は
味わえますが、購入前に感じて
いたほど強くはありません。
ーーーーー
…というような事を言っています。
また他にも研究に次ぐ研究で、
買い物をしても幸せになれない
ということがわかっています。
* * *
特に大切なのは、形ある物の
価値を高く考えすぎると…
私たちはむしろ不幸になる
ということなのです。
それは、隣に住んでいる奥さんが
自分より多くの物を持っていると
知ってガッカリする…というような
レベルの話ではありません。
物質主義的な価値観が強すぎると、
うつ病や人格障害などの症状が
現れやすいことが、タフツ大学の
研究結果で明らかにされています。
物に重きを置けば置くほど、
その人の幸福度や精神の健康度は
低いという結果が出ているのです。
これは裕福な人も貧しい人も、
10代でも高齢者でも…そして、
オーストラリア人でも韓国人でも
同様の結果となっていいます。
当然、私たち日本人も…です。
買い物依存症…とか、
ショッピングでストレス発散…
といった話をよく聞きますが、
目先の快感をもとめるあまり、
長い目で見て不幸にならないよう
意識していたいものですね。
* * *
とはいえ「何か手に入れたい」欲求は
誰しも持っているものだと思います。
ですから、これは「やめなさい」と
言われて、やめられるものではない。
そんな時は、ぜひ、物ではなく
「体験」を買ってはどうでしょう?
実は私たちは、物より体験に
高い価値を見出す傾向がある事が
こちらも研究によって分かっています。
(※たとえ、その自覚がなくても…です)
たとえば、最近の楽しかった
旅行を思い浮かべてみてください。
1ヶ月前に買った洋服のことは
何とも思わないのに、旅行のことを
思い出すと…心が温まりませんか?
こうした体験のためにお金を使うと、
いつかは古くなる物を買うよりも、
満足感が長続きするというのです。
何かを体験する…ということは、
本当ならお金では買えないような
価値があるのかもしれませんね♪
PS
断捨離トレーナーの丸山さんは、
「断捨離セミナー」を体験してから
人生が大きく動き出したそうです。
ぜひ、彼女の断捨離体験も
参考にしてみてくださいね♪
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/hSlr5AAd/197040/10199574
この記事の執筆者について
安永周平
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