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2015/05/09(土)

【安永周平】「いい子」でいることの代償

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平

 

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2015・5・9 No.1318

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◆今日の断捨離 「「いい子」でいることの代償」

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「親に口答えするんじゃない。」

きっとあなたも1度くらいは、
そんな言葉を親から言われた事が
あるのではないでしょうか?

そして過去、この言葉はどれだけ
繰り返されてきたのでしょうか?

日本に限らず、世界の国々、
どんな文化や宗教においても
親は子供に対して、ほぼ全ての
権限が与えられているものです。

子供が正面切って親に刃向かうのは
ほとんどタブーと言っていいくらい
認められてはいないのが現実でしょう。

「生んであげた」

というだけの理由で、親は子供を
好きなようにコントロールする
権力を与えられているようなもの。

この力というのは恐ろしいもので
使い方次第で、毒にも薬にもなる
注意が必要な力ではないでしょうか?

2001年にスーザン・フォワード氏の
著書「毒になる親」が発刊されて、
15万部のベストセラーになってから、
時々「毒親」とか「毒母」といった
言葉を耳にするようになりましたが…

このことを意識しているかどうかで、
子供への接し方は変わるでしょう。

 * * *

とはいえ、私たち大人も例外なく
みんな昔は子供だったわけです。

「親は絶対であり、子供は常に親の
 言うとおりにしなければならない」

という考えの親を持っていれば、
常に親の意のままに翻弄され、
子供は、気まぐれで理不尽な親から
いつ怒られるのかわかりません。

それがいつかわからなくても、
遅かれ早かれ何かが起きるのを
幸か不幸か子供は知っています。

いつもそんな恐怖を感じながら、
ビクビクしながら過ごしていたはず。

そして、恐ろしいことにこの不安は
心の奥深くに刻まれ、成長とともに
深く根を張っていくようなのです。

子供の頃に親から愛情を与えられず、
ひどく扱われてきた人間は、例外なく
(※結婚しても、仕事で成功しても…)
内面に無力感と不安感を抱えています。

さらに、親を怖がっている子供は
自信が育たず、依存心が強くなり、

「親は自分を保護してくれていて
 必要なものを与えてくれている」

と、無理やり自分を信じ込ませよう
とする必要性が出てきてしまいます。

ひどい言葉を浴びせられてたり、
叩かれて痛い目に遭った時でも、
「きっと自分がいけなかったのだ…」
と思わざるを得なくなるのです。

このように親がどれほど「有毒」でも
幼い子供は、この世にたったひとり
しかいない父や母を、自分にとって
最も大切な存在だと考えるものです。

幼い子供の心の奥には「親は正しい」
という意識が無条件に宿っているので
いくら「自分は悪くない」と感じても
それだけで自分を納得させることは
到底できないのが現実なのです。

そして、繰り返しますがこの感情は
経済的に自立した大人になっても
なかなか消えることはありません。

だから、大人になっても、自分が
小さく無力で傷付きやすかった
子供の頃に「正しかった」親が…

「実は自分に害を与えていた」

という、苦痛に満ちた真実には、
なかなかハッキリと向き合うこと
はできないままでいるのです。

しかし、もしあなたが今、
自分の子供時代を振り返って
こういった事に思い当たる
フシがあるのであれば…

自分自身の人生を取り戻すために
必ず踏み出さなくてはならない
最初の一歩は…子供だった頃の
真実とハッキリ向き合うことです。

お分かりだとは思いますが、
痛みを伴うこともあるでしょう。

しかし、その真実を受け入れた時、
あなたは長年の親の「呪縛」から
解放され、断捨離でいう「自分軸」
を育てながら、自分らしい人生を
歩んでいけるようになります。

そして、向き合うのが怖い不安、
心の奥の悩みもまた、断捨離の
メソッドを使えば心理的な負担も
軽減されていきますし、その効果も
実感できるようになるはずです。

「悩みの断捨離」
「呪縛からの解放」

やましたひでこにリードされると、
自分でも気づかなかった悩みに
初めて辿り着く人も多いのです。

たとえばこんなふうに…

http://123direct.jp/tracking/cr/muqi4Ng6/195438/10199574

PS
あなたの子供時代の出来事は
変えることはできませんが…

視点が変わった時、その出来事は
あなたに必要なプロセスだったと
心から思えるようになるでしょう。

 

 

 

 

 

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安永周平

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