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2015/03/20(金)

【小松易】「66点」のリベンジ

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」2015・3・20 No.1268
2015・3・20 No.1268

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◆今日の断捨離 「「66点」のリベンジ」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

「声に出してみると、
頭が違った働きをするかもしれない。
ギリシャの哲学者が、逍遥、対話のうちに、
思索を深めたのも偶然ではないように思われる。」

 

とは、外山滋比古先生の
名著「思考の整理学」からの言葉。

 

「声に出すこと」の大切さは
中学生時代に訪れた大きな挫折の後の
小さな成功体験で実感しました。

 

中学生になって初めて習った英語の
中間試験の結果は「66点」でした。

 

これがわたしにとって当時、
どれほどのインパクトだったかは、
この数字だけでは伝わらないでしょう。

 

実は、その日クラスのほとんどが
「90点以上」だったのです。

 

「80点台」をとって悔しがっている
同級生のようすを平気なフリで
眺めながら、こっそりと答案をカバンに
隠した記憶が蘇ります。

 

試験はとてもカンタンのはずが
結果3分の2しか正解できず、
後ろから順位を数えた方が早い
という試験の出来に、
中学1年目の最初のテストで
大きな挫折が訪れたのです。

 

この悔しさをどこにぶつけていいか
分からずにいたある日の英語の授業で、
英語担当のO先生からの一言。

 

「英語の成績が絶対アップする秘訣を教えます。
それは教科書を全部暗記することです。」

 

レッスン1-20まで。
かなり数の単語と文章。

 

そんなの無理と思いながら、
あの悔しさを晴らすのはこの秘訣
でいくしかないと、
とにかく「全暗記」を決意しました。

 

覚え方はごくシンプルに、
とにかくレッスン1から順に
「声に出して」繰り返し読む。

 

レッスン1が空で言えるようになったら
次のレッスン2へという具合に。

 

「1日1レッスンずつ」

 

それが「15分」ではなかったと思いますが
ちょっとどこかで聞いたようなフレーズです(笑)

 

学期末の試験では
あんな恥ずかしい思いを絶対したくない。

 

「声に出して覚えるぞ!」
と意を決して孤独な戦いが始まりました。

 

朗読の場所は、自分の部屋。

 

誰にも聞こえてないことを
確認して、大声で読み上げはじめる。

 

まずはレッスン1、
「IS THIS A PEN?」
「NO.THIS IS A PENCIL.」

 

当然、章が後ろにいくほど
文の長さや単語の難易度は
上がっていきました。

 

読めない単語は辞書で調べたり、
母に聞いたり。。。

 

それでも毎日何度も声に出すことで
一語一文、そして一章ずつマスターし
ついには20章全部を暗記することに
成功したのです。

 

学期末の試験では
しっかりと高得点で
「66点」のリベンジも果たし、
これ以降、英語は得意教科にすることが
できました。

 

片づけを先送りする人には
片づけを「宣言する」ことを勧めています。

 

つまり「声に出して」宣言する。

 

その宣言の声をできれば誰かにしっかりと
受け取ってもらいます。

 

受け取った人からは、
「がんばってね!」のはげましの一言。

 

周りの人に言うことで
応援してくれる人が現れる。

 

そのことで自分自身があきらめずに
行動し続ける「燃料」になる。

 

拙著「これでスッキリ!そうじかたづけ練習帳」
にこんなくだりがあります。

 

=====================

声に出す。言う。宣言することが、
自分自身を行動へと押し出します。

ちょっと勇気が要ることだったり、
少し照れ臭いのを手放す必要が
あることかもしれませんが、
まず「かたづける」と周りに言ってみましょう。

=====================

 

そう、声に出す行為は、
あなたの「頭が違った働きをする」
一つのキッカケになるのです。

 

「かたづける」
と誰かに言ってみること。
それがパワフルなスタートなのです。

小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

声に出して、
宣言することは大事ですね。

 

昨日、ちょうど友人に、
4月から英語を勉強しようと思う!
と宣言したばかりです。

 

さて、続くかどうかは…

 

乞うご期待!ということで★

 

ー渡辺万里子

 

PS
こちらのプログラム、
フォローアップ音声がついていて
好評です♪

http://123direct.jp/tracking/cr/EX0TyKAD/191718/10199574

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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