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2014/09/10(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]モラスハラスメントを受けています。

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2014・9・3 No.1077

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◆今日の断捨離 「[Q&A]モラスハラスメントを受けています。」

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Q:姉妹が夫から
モラルハラスメントを受けています

 

私の姉妹が夫からモラルハラスメントを受けています。

 

辛い様子で結婚前は70kgを超える
体重だったのに、結婚して約2年、
現在は40kgにまでなってしまいました。

 

このままではうつ病、
最悪は自殺するなど深刻な状況に
なりそうで心配です。

 

めったに愚痴を言わない姉妹ですが、
夫からの口撃が辛いとメールが来たりするようになりました。

 

姉妹は仕事をしているので
離婚によって経済的に
立ち行かなくなることはないのですが
結婚したのだから我慢しなければと
思い込んでいるようです。

 

メール内容も徐々に私が愚図だから、
とか、バカだから、ドジだから・・
と、どんどん自分を卑下する内容になってきています。

 

私自身のことではないし
姉妹も大人なのだから愛を持って
見守りましょう!みたいなことは
ずいぶん考えたのですが、
このまま放置して姉妹が
ダウンするまで「見守る」のが
家族の愛なんだろうかと葛藤します。

 

大事な家族を失いたくないのです(自殺とかで)

 

求められてもいないのに
手を出すつもりはないので、
「気付いていないかもしれないけど、
旦那のしていることはモラハラだよ!」とか
「DVに関してネットとかで調べてみたら?」など、
道はいろいろあるのでは?
という情報は伝えています。

 

しかし、何年もモラハラを受けてきて
それが当たり前の日常になりつつ
あるようなので、危機感もないようです。

 

いくら家族でも相手は大人なのだから、
やっぱり王道の「見守る」方が
いいものなのでしょうか・・・

 

【40代 ふーみん様】

 

―――――――――――――――――

 

FROM 川畑のぶこ

 

A:
愛する家族が苦しんでいることを
知ることはとても辛いことですね。

 

このようなときに、いったい自分には
何が出来るのだろうか、
どこまでが健全なサポートで、
どこからが出しゃばりのお節介なのか
と思い悩むのはふーみんさんだけではないはずです。

 

「賢明なサポート」ということを
考える時に、賢い親と子の関係、
あるいは賢い祖父母と孫の関係と
いうことをイメージしてみると
ヒントになるかもしれません。

 

まず、あまり賢くない親や祖父母というのは、
過干渉になって常に子どもに与えすぎます。

 

また逆に、無関心で放置したり
与えなさすぎたりします。

 

賢い親や祖父母というのは、
いつ与え、いつ与えないかを
見極めて行動する親といえます。

 

愛する我が子が困難に直面している時に、
答えを教えるときもあれば、
ヒントを与えるときもある、
自ら答えを導き出すよう促す時もあれば、
何も言わずにその子が困難を
乗り越えることを見守る時もある。

 

その子がより賢く人生を切り開くために、
どの状況において、どのサポートが
適切かということを見極めて
柔軟に関わり合います。

 

相手は大人であって子どもではないと
思うかもしれませんが、
私たちは人生において初めての経験に
接する時は、子ども同然です。
そして人生は常に新しい学びの連続です。

 

とりわけ、苦しんでいたり、
痛みがあったりして相手が叫びを
あげているようなときは、
相手を理性ある大人として見ることは
逆効果のこともあります。

 

歳は大人でも、
心は脆い子どものようなこともあるのです。

 

無論、だからといって何でもかんでも
してあげるということではないのは
先述の通りです。

 

実際に姉妹さんがうつ病になったり、
自殺したりするかはわかりませんし、
ふーみんさんの取り越し苦労のことも
あるかもしれません。

 

ただ、もしふーみんさんにとって、
目の前で起こっていることが
おっしゃる通りのDVであるのなら、
「姉妹が暴力を受けていることを見守る」
という姿勢が選択肢として
本当に正しのか、しずかに心に聞いてみてください。

 

下記はDVに関する
内閣府男女共同参画局の提供している情報です。
http://www.gender.go.jp/e-vaw/dv/index.html

 

状況を客観的に把握することができれば、
姉妹さんも一歩前進できるかもしれませんね。

 

「自分で調べてみれば」と伝えるのが正しいのか、
「ここにこんな情報を見つけたよ。
役立つかもしれないからチェックしてみてね。」なのか、
「一緒に相談所に行ってみよう。」なのかは
(あるいはその他のオプションなのかは)、
ふーみんさんが心の声に従って
判断されれば良いでしょう。

 

最後に、夫はどうであっても、
私は姉妹としていつもあなたの味方だよという
ふーみんさんの姿勢とメッセージは
姉妹さんにとって何より大きな支えになるはずです。

 

PS
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お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)

 

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お聞かせください。

 

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https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

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◎編集後記
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今週末は3連休ですね。

 

気分転換にどこかに出かけたいと
探していたら
「開運おでかけスポット」という
特集を見つけました。

 

“開運”てとても魅力的な言葉ですよね(笑)

 

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パワースポットの前に
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ー渡辺万里子

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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