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2014/06/13(金)

【小松易】寿司に学ぶ収納とは?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・6・13 No.988

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◆今日の断捨離 「寿司に学ぶ収納とは?」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

突然ですが、1つ質問です。

 

「あなたにとって『冷蔵庫』は
何のためにあるでしょうか?」

 

「食材を収納するため」

 

「食べ物を冷やすため」

 

「食料の鮮度を保つため」

 

いろいろと答えはでてくると思いますが
もちろんどれも正解ですよね。

 

インターネット百科事典
ウィキペディアによると、

 

冷蔵庫とは、食料品等の物品を
低温で保管することを
目的とした製品である。

 

とあります。

 

ただ、「そもそも、冷蔵庫の目的って」
ともう一歩踏み込んで考えてみると
私たちにとって、冷蔵庫というものが
あまりにも「あって当たり前」の存在に
なっていることに気がつきます。

 

つまり、空気のようなものですね。

 

静岡のある寿司屋の若旦那が
以前こんな話をしてくれました。

 

鮨は、まだ冷蔵技術が
発達していない時代から
調理できるように当時の職人によって
考え出されたさまざまな技術が
凝縮されたカタチなのだそうです。
まだ冷蔵庫がない時代は塩や酢で
締めたり、ゆでたりしたそうです。

 

昭和40年代生まれの私は
物心ついた時にはすでに
家に冷蔵庫がありましたが、
それより少し前は「冷蔵庫がない」
のが当たり前の時代だったのです。

 

この辺りは私が大好きな映画
「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ると
当時の様子がよくわかります。

 

漁師の家で育った北海道の私の母
によると、海産物はやはり塩漬け、
糠漬け、あるいは乾燥させたりと、
冬は鍋でボイルして食べたり
したそうです。

 

当時は、みんなで智恵をしぼり
保存方法や調理方法が
編み出されたのでしょうね。

 

さて、今回伝えたいポイントは

 

冷蔵庫に限らず、家にある
さまざまな収納場所が「収納ありき」
になっていませんか?

 

ということなんです。

 

かたづけ士を始めたころ、
収納コンサルタント吉田トシコさんに
とてもありがたい言葉をいただきました。

 

それは、

 

「モノを使う前提で収納を考える」

 

です。

 

この言葉のおかげで、食器棚、書棚、
タンスにクローゼット、そして靴箱
に至るまで、そこにあるモノを

 

「使うこと」

 

を前提に考えてみると
たくさんの発見がありました。

 

例えば、いかに「無意識に」
物を溜め込んでいるか?

 

「使うこと」が前提になれば、
自ずと本来の整頓の仕方(しまい方)
が見えてくるのです。

 

以前、事務所の引越を終えたばかりの
知人が私にこう言いました。

 

「収納にこそ敵あり!」

 

収納の外や前にあるものほど、
「いつも使っているもの」であり、

 

逆に、キチンと収納に
「しまってあるモノ」こそ、
腰を据えて、見直さなければならない
モノ(敵)なのかもしれません。

 

何のための●●か?

 

ぜひ、今週はこの質問を使って
家やオフィスにある収納の目的を
考える機会にしてみてください。

 

ちなみに、冒頭の私なりの答えはこうです。

 

答え:食物を美味しく食べるため

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
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薄々感じていたんですが…家の冷蔵庫、
あまりに何も入ってないので、正直、
必要ないんじゃないかなと思ってまして。

 

冷蔵庫とは、あるのが普通。
言ってみれば空気みたいなもの。

 

無意識に生きていると、どうしても、
気づきにくくなってしまいますね。

 

―安永周平

 

PS
無自覚になっていることを
意識的に考えるのはお財布から♪

 

なぜお財布?と思った方は、
こちらのビデオをご覧ください。
http://123direct.jp/tracking/cr/r0bHDdFc/171182/12481383

 

PPS
来週から、編集後記の担当が、
事務局の渡辺に変更になります。
引き続きよろしくお願いします。

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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