断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【やましたひでこ】解説?言い訳?

2014/05/22(木)

【やましたひでこ】解説?言い訳?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・5・22 No.966

<メルマガ登録>
※PC:こちら からご登録ください。
※携帯:こちらから空メールをお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

—————————————————————————

◆今日の断捨離 「解説?言い訳?」

—————————————————————————

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

皐月五月二十二日木曜日。

 

昨日は、二十四節気の小満。

 

小満<しょうまん>とは、
あまり馴染みのない
節気かもしれませんね。

 

自然界の命が少しずつ
満ち始めるころ。生物の成長の
様子に少しばかり満足を覚えるころ。

 

そんな意味に解釈していいのでしょうか。

 

だけど、この二十四節気には、
「大満」という言葉が無いのです。

 

小寒と大寒、小暑と大暑と、
対になった節気はあるのだけれど。

 

そう思うと、私たちが生きる自然界には、
すべてに大満足してお終い!
なんてことはなのかもしれません。

 

満ちたら欠ける
欠けたら満ちる

 

その繰り返しですからね。

 

けれど、その時々の小さな満足を糧に、
更に更にと歩みつづける。

 

そのプロセスを、いかに慈しんで
いくかが、日常の暮らしを愉しんで
生きるということなのでしょう。

 

◇◇◇◇◇

 

ああ、月の満ち欠けではないけれど、
私の本棚も、満杯になっては、
断捨離してスペースを取り戻す。

 

その繰り返し。

 

熟読派ではなく、多読、乱読派の
読書スタイルなので、本は、
どんどんと流れ込んでくる。

 

いえ、招きいれているのです、自分が!

 

けれど、多読、乱読の割には、
速読スキルは持ちあわせていない
遅読タイプ。

 

あれ、「遅読」という
言葉はなかったですね!

 

しかも、同時進行で
幾冊をも読み進めるという
とても移り気なアタクシ。

 

つまり、当然のことながら、
読み切れていない本が堆積する
という、恥ずかしながらの有り様。

 

だから、決心したのです!

 

この目の前の読み終えていない
本たちを、すべて読み終えるまで、
新たな本は、もう買うまいと。

 

そして、その決心は、
翌日には破られることになる…

 

ああ、無理な話なのです、
私が、本を買うのを「断」するなんて!

 

そう、つくづくと思う。

 

食欲と知識欲は同じなんだと。

 

食のダイエット<=断>が
難しいように、知識のダイエットも
難しいものなんだと。

 

いえ、けれど、そうではないのです。
視点を変えてみたら、このような
理解もできるのです。

 

いわば、私の読書スタイルは、
ブッフェスタイルの食事のそれ。

 

沢山の種類、いっぱ並ぶお料理
の中から、今、この時、この場で、
少しずつ選んで食べる。

 

それと同じ。

 

沢山の本、いっぱい提供されている
本の中から、今、この時、この場で、
少しずつ読み味わう。

 

乱読多読派の私は、丼ぶり一つの
ランチでは、どうも満足しないよう。

 

そして、読み切れてなかった本に
向かうのは、食べ切れなかった残りもの
ばかりでずっと我慢しなさいと、私自身に
強いるよう感覚になってしまうのですね。

 

残念ことに。

 

それでも、どんな食べ方であれ、
読み方であれ、よくよく噛んで
味わうのは大事。

 

なんであれ、詰め込みすぎて
胃袋がパンパン、頭の中が
パンパンの消化不良は避けたい。

 

そして、もちろん、
デトックス<=捨>も!

 

そうだ、本で得た知識の
デトックスとは何だろう?

 

そうか、私の場合は、書くこと!

 

取り込んだ様々な小さな
知識たちを噛みしめて。それから
消化吸収、自己化して。

 

そして自己化統合できたものを、
書くというかたちでまとめて
外に出す=「捨」

 

食べる、読む

 

噛む、噛みしめる、味わう。
消化吸収、栄養化する、

 

エネルギー化する、自己化する。

 

エネルギーを出す、行動する、書く。

 

そして、また、新たなものを取り入れる。

 

このサイクルが新陳代謝であり、
断捨離の「離」の状態。

 

いかがでしょう。

 

そうですね、私たちには、
それぞれ志向するスタイルがある。

 

嗜好
思考
試行

 

それら、「しこう」でもって、
トライ&エラーを繰り返しながら、
螺旋階段をのぼる私たち。

 

あなたの志向が、
あなたの「至高」へと
やがて結びつくことを祈りつつ、

 

私やましたひでこの
本の断捨離についての解説、
もしかして、言い訳?を、
お終いにさせていただきますね。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いに、
いっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

…読み切れていない本を横目に、
冷や汗を流しているわけですが。

 

僕自身も書籍の「断」は
ハードルは高いです(汗)

 

何のために本を読むのか、
目的は人それぞれ違うのかも
しれませんが…

 

こと実用書に関しては、それは
「使う」ために読むものであり、
読むことが目的に、買うことが
目的になっている自分を
改めて反省する今日このごろです。

 

―安永周平

 

PS
本を読む目的がそもそも
はっきりしていないのなら…
こちらで方向性を決めるのはオススメ

http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_CLE_DP/index_trial.php

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト