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2014/05/10(土)
【安永周平】A君とB君の話
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・5・10 No.954
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◆今日の断捨離 「A君とB君の話」
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たとえば、この世界にはA君とB君の
2人しかいなかったと仮定してみます。
そして、1万円札が1枚だけあると。
この時点で、世界全体のお金は
たったの1万円ということになります。
最初、A君が1万円を持っていました。
B君はそれが欲しかったので、
A君のために家を作ってあげて、
A君に1万円で売ってあげました。
その結果、今度はB君が
1万円札の所有者となりました。
A君は1万円札を失いましたが、
代わりに家が残りました。
この時点で世界全体のお金の合計は
「1万円札+1万円相当の家」で、
合計2万円ということになります。
次にA君は再び1万円札が欲しくなり
B君のために家を作ってあげて、
B君に1万円で売ってあげました。
その結果、今度はA君は1万円札と
1万円相当の家の所有者になりました。
B君は1万円札を失いましたが、
代わりに家が残りました。
この時点で世界全体のお金の合計は
「1万円札+1万円相当の家2軒」で、
合計3万円ということになります。
こうして、A君とB君の間を1万円札が
行ったり来たりするたびに、A君とB君の
手元には、家などの様々な価値ある
ものが増えていきました。
つまりは、世界全体のお金、
言い換えれば「富」の合計が
増えていったということ。
やがて2人はいい考えを思いつきました。
お互いに価値ある財物をたくさん所有
するようになったので、それらを担保に
1万円札をもっとたくさんつくろう…と。
10万円相当の財物を担保に、
1万円札を10枚作ったのです。
その結果、もっと多くのお金が
2人の間を行き来するようになり、
もっとたくさんの財物・価値が
生まれるようになりました。
めでたしめでたし。
* * *
さて、設定はやや無理がある話ですが、
原理という意味では真実だと思います。
言い換えれば、皆がお金を溜め込んでも
モノやサービス等の価値は生まれずに、
経済は回らず、景気は悪くなるはずです。
しかし、日本では多くの人が「お金」
に対して、汚いとかネガティブだとか、
否定的なイメージを持っています。
また、その一方で、生きていく上で、
「やはりお金は必要不可欠だ…」
という葛藤と闘っているものです。
結果、「少しでも安く買おう」とか
「とにかく老後のために貯金しよう」
といった思考になってしまいがち。
「新陳代謝」という言葉がありますが、
これは何も私たちのカラダの中だけで
起こっていることではありません。
実際、やましたひでこは、
断捨離もまた、新陳代謝だと言います。
それに、モノやサービスも、
お金を介して循環することで初めて
健全な状態が訪れるというもの。
今週のWEBセミナーでは、
自分で自分を不幸にしないための
「お金に関する習慣」について、
やましたひでこと共に迫ってみましょう。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/YBVYRqKb/168678/12136453
PS
これで心をスッキリさせて、
良い週末をお過ごしください☆
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
安永周平
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