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2014/03/04(火)
【おのころ心平】今日からできる花粉症対策!
カテゴリー:おのころ心平, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・3・4 No.887
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◆今日の断捨離 「今日からできる花粉症対策!」
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さてさて、昨日は、
桃の節句、ひなまつり。
この日を過ぎる頃、巷には、
くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ、
頭痛がする、のどまでかゆい・・・
などの症状に悩まされる人々が増えます。
このように並べると
「ああ、また来てしまったか」
と嘆く方も多いでしょうが、
今まで花粉症でなかった人も
今年からついに・・・
というケースが年々増えて、
今では日本全国で、およそ3000万人
もの花粉症の人がいると言われています。
さらに今年は、昨年までの
異常気象が響いて、尋常でない量の
花粉が舞うそうです。
人事異動や新規事業立ち上げなど、
とても大切な時期だというのに、
これほど集中力を奪う症状には、
毎年のことながら辟易(へきえき)
させられますね。
※ ※ ※
花粉症の原因となる植物は
約40種類といわれますが、
代表的な花粉には、
スギ、
ヒノキ、
カモガヤ、
ブタクサ、
ヨモギ
などがあります。
もともとは有害でもなんでもない
花粉が、アレルゲンになり、
わたしたちのカラダが過敏に
反応してしまうようになったのは
なぜでしょうか?
※ ※ ※
少し前のデータになりますが、
日光の杉並木周辺での
有名な調査報告によると、
おなじ杉並木周辺の住民でも、
自動車交通量の多い地域で、
花粉症の患者が圧倒的に多いそうです。
大気汚染物質の中に含まれる
ディーゼル排気中の微粒子(DEP)により、
スギ花粉だけを吸い込むよりも、
スギ花粉とDEPを一緒に吸い込んだ方が
花粉症になりやすいのです。
森林伐採、環境破壊により、
樹木たちも自分たちの子孫を
残すために、より強力な種子や花粉を
つくらざるを得なくなりました。
花粉は風によって遠くに飛ばされますが、
最近では花粉の飛ぶ距離が、年々
遠くなっているという報告まであります。
樹木たちにとっても生存競争ですよね。
※ ※ ※
さあ、では、
今日からできる花粉症対策を
お届けしておきましょう。
■食べ物が、やたらと奥歯に
はさまるようなら要注意。
ほうれんそうや、海草類、
お肉などが奥歯にはさまるようなら、
歯茎が腫れているサイン。
食べ物がはさまるのは、
歯茎がやせて起こるのではなく、
歯茎がむくんで腫れているからなのです。
こんな状態では、鼻腔の中の粘膜も
むくみやすくなり、花粉がとぶ季節には
アレルギー症状へとつながっていきます。
要は、全身の粘膜の水分代謝が
うまくいっていないということ。
水分代謝の低下は、とくに栄養分を
吸収する小腸粘膜のむくみに反映し、
栄養分を吸収しにくくなるばかりか、
腸内において、免疫細胞や
腸内細菌の活動が忙しくなり、
胃腸が荒れやすくなります。
胃のもたれ、食欲不振、
逆に、食欲過剰、そして、歯茎の腫れ。
こんな体質の人に花粉症が多い。
なんだか歯に挟まるな、
と思うようなら、思い切って食事の途中で、
お肉や海藻など、歯に挟まりやすいものは
食べないようにしましょう。
この時期、できるだけ唾液が出るように、
ゆっくりとすりつぶして食べる
ような食材が、花粉症を最小限に
抑える秘訣となります。
※ ※ ※
■水分代謝を高めよう。
花粉症体質の共通点は、
僕が見る限り、濃い味付けのものが
好きな人。また水分もコーヒー、
紅茶などで摂る人が多いです。
つまり、
水をそのままで、あまり飲まない。
水は、万物の溶剤と呼ばれるほど、
ものを溶かす力は唯一無二の
力をもっています。
カラダの中の余分な沈着物も
豊富な水があれば溶けて
体外に出されます。
ところが、花粉症になる人は、
水を飲むのが苦手な人が多いのです。
コーヒー、紅茶、アルコールは、
水分と言っても、逆に血液を
濃くしてしまう場合があります。
すると、細い細い毛細血管から
出来ている腎臓の中の濾過器が
詰まってしまって、よけいに
水分代謝力が低下します。
この時期の水分代謝の低下は、
全身の粘膜のむくみを誘導します。
結果、鼻腔にも水分が沈殿して
しまうことになるのです。
できるだけ、水をそのまま飲みましょう。
良質のミネラルウォーターを
飲むことで、各所にたまった淀んだ水分を
体外へ押し出し、腎臓の負担を
軽減してやることが大事です。
※ ※ ※
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◎編集後記
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ちなみに、歯と歯茎の間に食物が
よく挟まるのは「鼻炎の3つのタイプ」
①肺型鼻炎
②腎臓型鼻炎
③胃腸肝臓型鼻炎
のうちの、胃腸・肝臓型鼻炎に
当てはまるようです。
②の腎臓形鼻炎について、
詳しく知りたければ…
こちらのFacebook記事をご覧ください♪
↓
https://www.facebook.com/onocoroshinpei/posts/635368223184093
―安永周平
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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