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2013/05/26(日)
【小松易】床の上
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・5・26 No.605
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◆今日の断捨離 床の上
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FROM 小松易
こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
突然ですが、みなさん、
床の上は片づいていますか?
床の上が片づいてるかどうかは
片づいた部屋をつくるための最初のステップ。
また同時に、その部屋が片づいているかどうかを
見極めるチェックポイントの1つとも言えるのです。
我が家はどうかというと、
もちろん、床にモノはありませんが
それには1つ明確な理由があります。
その理由とは、床置きを1つ許すと
いつの間にかその場所がモノで溢れ
最後には「モノを適当に放置しても良い場所」
という雰囲気が出来上がってしまう恐れが
あるからなんです。
なにげない床置きされた1つのアイテムが
2つ目、3つ目・・・と気がついたら
数え切れないくらいのモノの数になり、
散らかった状態が形成されている。
さらに、床から、テーブルや収納の上へ、
そして、収納の中の無理な詰め込みや乱雑さを生み出し、
最後は収納と収納の「すきま」開拓(笑)へと
着手してしまう。
このような床から始まる「散らかり」の流れを意識し、
そのスタートである「床置き」をいかに
阻止できるかをぜひ考えてみてください。
最後に、床にモノを置かないメリットを
3つ紹介させていただきます。
(1)掃除がしやすくなる
(2)見た目の清潔感が変わるので、生活を整える気持ちが維持できる
(3)地震など緊急時の危険回避対策になる
(1)は「そうそう!」と経験的に
お分かりいただける人も多いでしょう。
片づけると掃除もしやすくなるわけです。
あるクライアントさんは、
家の片づけのゴールイメージを
「ルンバが躍る部屋」(笑)にしました。
片づけ前は、ルンバにスイッチを入れても
残念ながらほとんど動かなったのです。
床の上の片づけは掃除をするキッカケを
与えてくれるとも言えます。
そして、片づけ・掃除が進めば、
まさに(2)のように、見た目の清潔感が変わり
「ちゃんとしよう」という雰囲気が家に満ちて
自分も家族も整える気持ちが維持できるのです。
気持ちの良いテンションが維持できれば
床に置かれるものが減り、
夜中に地震があっても、なにかにつまづいて
ケガをする恐れも軽減することができ
(3)のようにより家の中の安全確保に
役立つというわけです。
さて、今週はもちろん、
家の「床の上」に注目して
床置きされた「あれ」を片づけるところから
断捨離、かたづけを始めてみましょう!
かたづけ士 小松易
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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