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2013/04/21(日)

【小松易】未読本の減らし方

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2013・4・21  No.570

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◆今日の断捨離 未読本の減らし方

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FROM 小松易

 

こんにちは!

 

かたづけ士の小松易です。

 

先週は「未読の本」は資産ではなく、
「負債」であるというお話をしました。

 

あれからみなさんの片づけは進んでいますか?

 

今週は、「未読の本」との関わり方について
お話しします。

 

ところで、この10年あまりで
本の買い方も随分変わってきました。

 

10年前に「あなたの主な本の購入方法は?」聞かれれば、
おそらく8割以上は「本屋で買う」と答えたでしょう。

 

私も、もれなくその一人でした。

 

ところが、いま、主な本の購入方法ば、
かつて「本屋」と答えていた人の何割かは
「アマゾンや楽天でネット購入」と答えるはずです。

 

「ワンクリック」で2~3日以内に自宅に到着。
こんな便利な方法はないですよね。

 

ところが、実はこの便利な「ネット購入」が、
もしかすると「未読の本」を大量に発生させているのではないか?
という仮説のお話です。

 

では、ネット購入の何が
「未読の本」を量産させると思いますか?

 

それはあなたの「気持ち」と関係しています。

 

つまり、その本を「ぜひ読んでみたい!」
というテンションのことです。

 

読んでみたいテンションが一番高いポイントは、
「購入」ボタンを押す瞬間。
その到達点を境に「読みたいテンション」は
ゆっくり下降していきます。

 

「未読を増産する人」は、あたかもクリックする快感を
楽しむようにその後も数冊買うかもしれません。
それらの本に対するテンションも見事にゆっくり下降していきます。

 

さて、3日後、いよいよ本が届けられたときに
その「読みたいテンション」はどうなっているのでしょうか?

 

そのテンションがすこしでも残っていれば
数日中に本を読むかもしれません。

 

ところが、「未読を増産する人」は
まずアマゾンから届いた箱を開けません(笑)

 

理由は明らかで、「読みたいテンション」は
最低レベルまで下がってしまったからです。

 

つまり、自分が何を買ったのかすっかり忘れているのです。
そして、本当に忘れてしまったのは
本のタイトルではなく、「なぜこの本を買ったのか?」
という動機や理由だということです。

 

いわば、「あなたとその本を結びつけている関係」です。

 

その関係を思い出すことなく
さらに数日、数週間放っておくと、
完全にあなたとその本の関係は「終焉」を迎え
見事に「未読の本」の誕生です。

 

では、どのようにしたら「未読の本」を
減らすことができるのでしょうか?

 

一つ目は、「そもそも買う本を厳選する」
たとえば、アマゾンで言う「ワンクリック(即買い)ボタン」を
使わず、一旦「ショッピングカート」に入れるという方法です。

 

すこし、「買うぞ」というホットな気持ちに「冷却期間」を
置いてあげることで実際に随分私も、買う本を厳選できました。

 

二つ目は、「唾をつけておく」
本が届いたらすぐ、おもむろに開いて
1ページでも読むことです。

 

そして気になった箇所におもむろに線を引くか、
付箋を貼っておくこと。これを私は
「唾をつける」と呼んでいます。
(この表現はイマイチ不評です(笑))

 

そして、三つ目は、「本を抱きしめてあげること(笑)」
ネット購入特有の「タイムラグ」を意識して
数日後に本が届いたらすぐに箱を開けて
「本を抱きしめてあげること(笑)」
その行為で関係性を復活させることです。

 

本を抱きしめる行為がちょっと恥ずかしい(笑)人は
小さい付箋(5センチ四方くらい)に
あなたが本を買った動機や理由を書いて
「関係」を忘れないようにしておきます。

 

その付箋を見ればいつでも何のために購入したのか
思い出すことができ、テンションを保つことできるわけです。

 

本は、あなたに「読まれるために」あります。
ぜひ、「未読の本」という名の「負債」を
増やさないで、効果的で楽しい読書をしてくださいね。

 

。。。とメルマガを書いていたら、
いま流行りの電子書籍には「タイムラグ」が
存在しませんね。

 

本との新しい関係が始まる予感がします。

 

今週は、ネット購入で届いた本を
扱う自分の癖を意識して、
本の断捨離、かたづけを進めてみてください。

 

 

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

 

 
What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
_______________________________________________

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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