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2013・3・27　 No.544

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◆今日の断捨離　なぜ桜は美しい？

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FROM 川畑のぶこ

心浮き立つ季節となった。
今年の桜は気がつけば開花
花見の計画を立てる前に満開となり
私たちをあっと言わせた。

週末はメンタルの断捨離セミナーの後に
夫と待ち合わせをして、
千鳥ヶ淵の夜桜を堪能する。

漆黒の水面にやわらかなピンクが映え
その妖艶な姿に方々から溜息が漏れる。

それにしても、なぜこんなにも
桜は美しいんだろう…

なぜこんなにも
人の心を奪うのだろう…

しばし振り返ってみる。
そして、花の形や色などの質もさながら、

・予測不能
・儚さな
・潔さ

そんな三つのキーワードがよぎった。

桜が春に咲くことは予測できても
科学技術が進化した今日すら、
いまだ正確な日時までは特定できず
自然の母にしかわからない。

そのサプライズは私たちに躍動を与える。
いちど咲いたら数週間というものではなく、
1週間ほどの儚い命。

そして、散る姿も執着することなく
ヒラヒラと舞いながら軽やかにゆく。

何でも予測可能であることを望み、
出来るだけ質も量も期間も多く
なにがなんでもと、その状態にしがみつく。

そして、自らの首を絞めてしまう…
そんな私たちが憧れる姿なのだろう。

美しさとは見た目のことでなく
そのありように現れるのでは。

悔いの無いよう、
全力で自分の個性を花開かせ
ときが訪れたらパッと散る
ひらひらと心浮き立ちながら…

そんなわたしでありたい。

桜の季節は、日々ぶれる己の生きざまを
自然の母から改めて修正される季節。

心新たに、いのちを代謝させる季節。
What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪
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