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2013/03/13(水)

【川畑のぶこ】今できることは?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2013・3・13  No.530

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◆今日の断捨離 今できることは?

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FROM 川畑のぶこ

 

は~くしょん!!

 

10連発くらい楽勝の今日この頃…
ついに華麗なる花粉症デビューのようだ。

 

週末の東京は、花粉のみならず、
空中に大量の粉塵が舞い、近所の東京タワーが
黄土色の煙霧の中に消えるほどになった。

 

隣人らと、中国からの黄砂か、
pm2.5かなどと恨み言で盛り上がる。

 

メディアを通して目にする中国本土や
九州の被害は目に余るものがあったが、
対岸の火事状態であったことに気づかされた。

 

そして、ついに自分たちにも魔の手が及んだのかと、
初めて自分ごととして慄く。

 

がしかし、ニュースに耳を傾けたなら、
それらは黄砂でもpm2.5でもなく、
自分らのまいた種だと知るに至る。

 

気圧の影響で東京の粉塵が空中に舞ったのだと。

 

これには言葉を失った。

 

改めて黄土色の天を仰ぐ。
まるで自然界から警告を受けているようだ。

 

「他人事ではない。足元を見よ」

 

とばかりに…

 

この日は、換気のために
家中の窓を開けていたことが裏目に出た。

 

床もテーブルも棚も、
家中の平面という平面がザラザラになる。

 

二度水拭きをしても、
まだ雑巾が褐色になるほどだった。

 

大晦日に一年分の汚れを拭うくらいの量は
いったのではないだろうか。

 

もしも、これが断捨離前の
大量のモノの上に堆積したなら
気が遠くなるほどの作業になっただろうな…

 

なんて想像しながら淡々と手を動かした。

 

呼吸空間を手にするために、
換気が必要と思っていた。

 

ところが、時として換気もままならない環境に
身をおいていることに気づかされ、驚愕することしきり。
そして、反省することしきり。

 

空気ばかりは、きれいな日に吸い溜めして、
汚れた日には吸わないなんてことはできない。

 

その瞬間、その瞬間、代謝し、循環しなければいけない。

 

この問題を解決するために、
いったい私たちに何ができるのだろうか。
いったい私個人に何ができるのだろうか。
足元をからできることって、いったい何なんだろう。

 

目に見えるかたちで己に問題が提示されてはじめて
これまで停止していたしていた思考が動き出す。

 

一旦動き出したら、ぐるぐるぐるぐると
留まるところを知らない。

 

答えは…

 

わからない。

 

ただ、いまできることは、
このことを一過性の問題として蔑ろにせず、
日々、自分個人と問題との関係性を自覚し意識すること。

 

その問題意識に即した、
決断や行動をささやかな日々に
落とし込んでいくこと。

 

何が不要で不適切で不快であり、
何が真に必要で適切で快適なのか。
日々、問い直しをしつづけること。

 

直接的にインパクトのある解決には
即至らないかもしれない。

 

でも、そんな姿勢の延長線上に、
芋づる式に答えが待っているのではないかな。

 

マスクと伊達メガネでモニタに向かいながら
思いを巡らす日だった。

 

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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