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2013/02/28(木)
【やましたひでこ】言葉が変えるもの
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・2・28 No.517
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◆今日の断捨離 言葉が変えるもの
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
2月最後の日。
冬の終わりと春の始まりの端境にあり、
お正月の後でもあって、
2月という月は、なんとなく存在が、
希薄なような気がするのだけど。
いわば、アイドリング状態で過ごしているよう。
明日3月からは、いよいよ本格稼働開始かな。
さて、この時に口をついて出る言葉は、
どっちでしょう。
「さあ!」
それとも、
「どっこいしょ・・・」
軽やかな歩みのスタートなのか、
重たい腰を上げるのか、
この言葉で、私の2月の有り様が、
すっかり明らかになってしまいそうです。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。
◇◇◇
「幸せになりたい・・・」
という言葉は、それこそ沢山聞くけれど。
「ツイている私になりたいです」
「ラッキーな私になりたいです」
「幸せな私になりたいです」
「・・・なりたい」という言葉は自分の願望の顕われ。
願望とは裏を返せば、今の自分が、
「そうではない」と知っているから。
そうですよね!?
願望は、願望のまま口にし続けると、
願望の中にいる自分が、ただただ強化されていく。
ならば、こう言葉を変えたらどうだろう。
「ツイている私になります」
「ラッキーな私になります」
「幸せな私になりまず」
「
なる」は、意図・意志のある言葉。
自分が今「そうではない」と知っているならば、
力強い言葉で、自分にも周囲にも宣言するのは、
行動することに有効に機能するはず。
けれどね、やはり、
「そうではない」ということには、
変わりないのかもしれません。
だとしたら、さらに言葉を変えてみましょうか。
「ツイている私です」
「ラッキーな私です」
「幸せな私です」
これは、言葉で視点の変化を促すこと。
これは、今すでに持っている「幸せ」に焦点を合わせること。
これは、気づきと感謝を深めること。
この言葉使い、変えてみる価値は多いにありますね。
だけれども、断捨離は、
さらなる目指す境地があるのです。
それは「離」の世界。
「ツイている」と「ツイていない」
「ラッキーだ」と「アンラッキーだ」
「幸福」と「不幸」
そんな対比のある二元論の世界から、
「離れていく」こと。
対比対立の二元論、正負、正誤、善悪・・・
そんな世界の住人の私から、
自在な世界に住み暮らす私へと。
「離れたい私」
「離れて行く私」
「離れている私」
ああ、白状すれば、
私自身、「離れたい」と思っているよう。
まだまだ、願望の世界ですね^^;
断捨離は、どこまでも続く螺旋階段。
日々の言葉使いを見直して、
この階段を一歩ずつ上って行き、
そして、上りづづけている私です。
はい、これは現在進行形にて。
有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛を込めて。
やましたひでこ
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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