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2012/12/01(土)
【三枝陽子】初めてのお金
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2012・12・1 No.428
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◆今日の断捨離 初めてのお金
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FROM 三枝陽子
みなさま、
ごきげんさまです。
『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の
三枝(さえぐさ)陽子です。
突然ですが、質問です。
みなさんは社会人になって
最初に入ったお給料で
どんなものを買いましたか?
私は、初任給で、
両親にささやかな
プレゼントを贈った記憶があります。
同僚の友人(♀)は、
自分へのご褒美でしょうか、
銀座の高級寿司を
カウンターで、一人で食べた
と言っていました。
そう。生まれて初めて、
自分で稼いだお金をいただくのは
ちょっとした記念の出来事。
その“初めてのお金”で何をし、
何を手に入れたか。
意外と、各人のカラーが
はっきり表れますね。
そして現在。
10年ほど勤めた会社を辞め、
細々と、育児をしながら
フリーで編集&ライティングの
仕事をしはじめた今。
初めての“ギャラ”をいただきました。
その、“初めてのお金”で
買おうと決めていた、
あるモノがあります。
それは…杉樽!
漬け物用の杉樽です!
北海道の晩秋は漬け物のシーズン。
いたるところに漬け物用品が
売り出されます。
しかし、店頭に並ぶ漬け物樽の
約95%は、プラスチック製。
(よく見かける、黄色いやつ)
それもそのはず。
杉樽はプラスチックの
10倍くらいの値段。
30リットルで1万2000~3000円と
驚きの高額ぶり。
そりゃあ、ほとんどの人が
プラスチック製の樽を買うのもわかる。
だけど私はあえて、杉樽がほしかった。
そのほうが微生物の作用で
格段に漬け物がおいしくなるし、
うまく育てれば、一生モノになり、
むしろコストパフォーマンスは高いはず。
ウナギ屋さんの秘伝のタレ的に、
うまいものはそうやって、時間をかけて
醸されるものですよね。
第二子出産間近の臨月というのに、
その樽を3つも買いこみ、
たくわん、白菜漬け、
ニシン漬けの3種を仕込みました。
いま、ニシンと白菜は、
乳酸菌の酸味と塩気がいい感じに。
し・か・も! ほんのり、
秋田杉のいい香りが…。
食いしん坊にはたまりません^^
“初めてのお金”で
こうした思い切った買い物ができたのも、
断捨離でモノの有り難み、
ひいては、お金の有り難みを
より実感できたからこそだと。
杉樽は確かに高級だけど、
それを買うかどうかは、
お金持ちか否かとは関係なさそう。
だって、洋服も、化粧品も、CDも
ほとんど買っていない代わりに
樽にお金をかけただけなのだから。
結局、生き方の問題なのだと。
会社員時代の頃と比べると、
断捨離のおかげで、
お金のかけどころ、使いどころも
変わってきたようです。
【今週ダンシャったモノ:おしりふきシート
(お湯で濡らしたガーゼ布にしました)】
断捨離編集担当:三枝
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